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今年も自分を超える

2023年になりました。
皆さん、本年も宜しくお願い致します!

今年のワタクシの目標は引き続き『自分を超える』でございます。

人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。
けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである

松下幸之助

人は考えや心持を成長させることができるいきものですから、
昨日より今日、今日より明日、去年より今年といった具合に、日々のささやかなことにも 自分らしくしっかり向き合って、自分の頭でよく考え、学び、行動に移していこうと思います。

ここを訪れてくださっている皆様と共に、今年も自分にとって良いと思えることも、悪いと感じることもすべて自分の学びとして吸収し切磋琢磨しながら成長していきたいです。

変化の時代には、学ぶ者が地上を制し、学ぶことをやめた者は、自分の力を発揮できる世界がもはや存在しないことに気づく

社会哲学者 エリック・ホッファー
日の出にはばたく鳥たち


さて、ご挨拶も程々にして(えー挨拶だったんかーい!って思っちゃった?笑) 今年の初記事は無料部分長めで有料部分短めでお届けいたします。
(有料記事の売上一部は動物殺処分0を目指すピースワンコジャパン継続寄付サポートにさせていただきます。)


『予期悲嘆のこと』


元旦にとても嬉しい動画が届きました!
ボルドー&シェリーの娘ジニーの様子です。

ジニーは、昨年は手術などすったもんだしておりましたが、
今現在は手術前より元気だそうです♪
今年14歳を迎えます。

ボルドー父ちゃんが14歳半まで長生きさんでしたが、12歳以降は寝たきり状態になっていたので、今でも元気に動けているジニーはボルドー父ちゃんを越えてもっと長生きしてくれると思いましたわ。

ジニーのママとは長年の友なので、時々電話で話すことがあるのですが、
会話のなかに自分の名前である「ジニー」がよく出てくることもあり、話しているジニーママの傍にジニーはよくやってきて、ワタシの耳にもジニーの声や息づかいを届けてくれています。

それを聴くたび想いだすのは、ボルドー&シェリーの子供たちとの
お別れまでの気持ちです。

この世に生まれ落ちた瞬間から、ワタシの手のなかで温かく懸命に動いていた感触から、離乳食が欲しくて足元に縋り付いてきた感触、抱っこした時の息づかい、、、細かい部分までが鮮やかに甦ってきます。


シェリーの出産に付き添うCoo産婆
ドーベルマンズ9の離乳食



全員裏庭に置いておきたい、、、という想いが募る日々の中で、
次々に新しいファミリーとなる方が決まっていく。
間もなく訪れるお別れに悲嘆する気持ちを隠すことができなかったよな・・・と、懐かしく思いだします。

パピコ ドーベルマンズの裏庭デビューの日に


ワタシは生き別れの悲嘆を体験したのですが、これは大きく良い方に覆されることになりました。

愛犬であるボルドー&シェリーと自分が、愛情をもって大切に大事に育ててきた小さな生命を他の誰かに託すということに、当時はとても不安を感じ巣立ちでの別れに深い悲嘆を覚えておりましたが、それはワタシの驕りでした。

自分しか幸せにできないはず!

そんな高慢な気持ちが根底にあったのだと思います。

しかし、裏庭を巣立ったあと、新しい環境で愛情深く大切にされ過ごしているチビたちの様子を、写真や動画などでオーナーさんたちそれぞれが送ってくださり、その様子を見るたびに、裏庭から巣立った子たちの良いご縁に心から感謝!という気持ちに変っていったのです。

でも今はその一方で、自分しか幸せにできない!という気持ちも大事なものなのだとも思います。

それは毛の多い家族の終生飼養を決めた時から持っていて欲しい気持ちだからです。

日本は店頭で生体を売る国であるので、生まれてから数か月であっても愛情深く接し別れを悲しむブリーダーさんはどれだけいるのかな・・・と思うことも。

ワタシの独断と偏見なのかもしれませんが、人間の動物への愛情が深い故の別れの切なさ哀しさというものが、新たな良縁を導くのではないのかと思っているからです。


ちょっとちょっと、予期悲嘆いつ出てくんのよ!ですよねw
では、予期悲嘆のお話をいたします。

・予期悲嘆(anticipatory grief)とは患者の死が訪れる前に、家族は患者の死を想定して喪失感を抱き、心理的反応を示す。 これが予期的悲嘆です。

今現在はジニーママと話すとき、やはりシニア後期に入ったこの先のジニーとの死別の話もちらりと出てきたりします。

ジニーが元気で過ごせる。
こんな日が長く続くことを願ってはいますが、人間である私たちの予期悲嘆はあります。
しかし、こればかりは持って生まれた寿命なので、その日がくるまではジニーと共に穏やかにいつも通りに過ごすだけよね~と先日も話していました。

死別に関してワタシは、死に対しての考え方が裏庭ドーベルマンズ6頭との6回の死別により少しづつ変化したので、(結果的に大きく変化しました)死を悪いもの怖いものとは思えなくなっています。

ジニーママもワタシよりも前から死に関してはそれに近い考え方を思ってる人ですから、ワタシよりかなり年下ではありますが、ワタシは彼女の考え方や生き方をリスペクトしています。

どれだけやっても大切な者がこの世から去れば、辛く哀しく、

もっとこうできたのではないか?
あの時こうしていれば・・・


今ではない過ぎ去った時間を美化(後悔)してしまうのは人間だからこそですよね。

どれだけ最善を尽くしたとしても、彼、彼女のためにやりきった!とは言えないのが我々人間なのです。

ではどうしたら良いのか?

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