悪魔に魅入られないために
ふとした瞬間に「悪」のエネルギーに出会ってしまい
ついて来てしまうことがあります。
悪のエネルギーにつかれると、どうなるかというと。
悪のもっている感情と同じ感情を感じるようになります。
気性が荒くなったり、攻撃的になったり
不安が強く、気分の上下が激しくなったり・・・・。
以前の性格と変わってしまうのですが、
それが本当の自分かのように思えてしまうのです。
まわりの人から見ると、「変わった」と思われるのでしょうが、
自身の中では、「変わっていない」ふつうだと感じてしまいます。
「悪魔に魅入られる」というのは、それくらい自分では気が付きにくいのです。
悪魔に魅入られないためには、自分のエネルギーを合わせないことが一番。
前向きな気持ちで過ごすことです。
気分を上げて、テンション高く過ごしましょう。という事とは違います。感情的なことではなく、「物事の考え方を前向きに」という意味です。
落ち込んだ感情や怒りの感情がわいてきてしまうのはコントロールできませんが、
その感情に支配されず、意識を切り替えるように思考したり、物事を客観的に見れるようにする。
急にポジティブ感情になれないかもしれませんが、筋トレしたり、好きなスイーツを食べたり、他に熱中することがあれば、集中する意識を分散させたりすることは、少しはできると思います。
以前、アメリカのテレビ番組で、
悪魔崇拝から牧師さんになったという、ニューヨーク出身の男性が出ていました。
彼の両親が悪魔崇拝をしていたことから、幼い頃から教会に通い、家では悪魔召喚をして魔術的なことを毎日行っていたそうです。
実力を高める目的で、昼間は幽体離脱で地球の裏側に行き、夜の街に呪いを飛ばして、人々を揉めさせたり。
夜は呪い代行の仕事を取りに、クラブに出かけに行く。
お墓から死体を盗んで、呪いの儀式を行い
呪いたい相手にそのエネルギーを飛ばすと、相手はその死者と同じような目に遭うという。
たとえば、盗んできた死体が銃で撃たれて亡くなっていたとすれば、その呪いを受けた相手も銃で撃たれて亡くなる。というように、同じような亡くなり方をするんだそう。
そうして、毎日呪いを行い、実力をつけ、
悪魔崇拝者の中でも位の高い位置にいたようなのだけれど。
唯一、呪いが効かない存在があった。
それは、クリスチャンで信仰が深い人たちだったそう。
呪い代行の仕事で、クリスチャンの女性に呪いをかけたら、
逆に跳ね返されてしまったという。
これは自分の信頼を失うことになる、という焦りから
より強い呪いを何度かけてみるものの、何度もはじき返されてしまったそうだ。
「祈っている人には、勝てなかった」
と言っていたのが印象的でした。
そういった経験から、神を信仰している人たちには、悪魔が入る余地はなく、悪魔は神に敵わない、ということがわかったそうです。
それから悪魔崇拝から脱却したそうですが、悪魔からの嫌がらせは、壮絶エピソードでした。
あと一つ、印象的に覚えているのが、
「悪魔って、どんな見た目なんですか?」と聞かれて、
「かっこいい、めっちゃかっこいい」と答えていました。
やっぱり、悪いものは
魅力的なのですねw。