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〔10〕お局ババァの「困ったら私に相談して」を鵜呑みにしてはいけない理由

「困ったら私に相談してね!」

お局ババァが放つ言葉の中で、
トップ3に入るぐらい
怖いお言葉…

新人の頃は、
真実がわからないので、
親切で頼りがいのある言葉に思えますし、
「何かあったときに相談できる人がいるのは心強い」
と感じるかもしれませんが…

ですが、
この言葉をそのまま信じてしまうと、
思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかも!

まぁ、
お局の中には本当に親身になって
相談に乗ってくれる人もいるでしょうが…
※ごく少数ですけどね。

基本的に、
お局ババァに相談した時点で
あなたの相談は意図しない形で
利用されてしまいます!

「親切そうに聞こえる言葉」
裏側/本音を把握しておきましょう。

特に新人の方は、
一見、頼れる先輩に思える人物が、
実は周りからお局ババァとして扱われ、
距離を置かれている存在ということもあり得ます。

そこで今日は、
お局ババァの「困ったら私に相談して」
を鵜呑みにするリスク
や、
それを上手にかわすための方法について、
考えていきましょう。


セクション1:「お局ババァのアドバイス」を鵜呑みにすると何が起きるのか?

↓代表的なパニックシーンを3つ紹介します↓


1. 情報を握られることでコントロールされる

お局は相談内容を通じて、
あなたの弱みや状況を把握します。

そしてその情報をもとに、
アドバイスや指示を出してきます。

一見、
頼りになる先輩のように思えるかもしれませんが、
これが厄介な話につながっていきます。

例えば、
「これをやっておくと上司にいい印象を与えられるわよ」
などとアドバイスされ、
あなたがその通りに行動するとします。

しかし、
実際にはそのアドバイスが
お局自身の評価を上げるための策略だったりします。

知らないうちに自分の意思や判断が二の次になり、
お局に依存する形になってしまうことも…


2. アドバイスが自分にとってベストとは限らない

お局ババァのアドバイスは、
必ずしもあなたの成功や成長を
考えたものではありません。

むしろ、
お局ババァが自分の立場を守るため、
あるいは権力を誇示するための
アドバイスばかりだと思って間違いありません!

あるプロジェクトでお局ババァから
「こういう手順で進めた方がいい」
言われてその通りにした結果、
思わぬトラブルが発生。

その対処法を本人に相談したら、
「私のせいにするの?」
と逆に責められる。

こんな展開が待ってます。


3. 職場の他の人との関係に影響が出る

お局ババァに相談した内容が、
意図せず他の人に
伝わってしまうことも多々あります。

「これは内緒にしておいてほしい」
とお願いしても、
「○○さん、こんなことで悩んでたみたいよ」
他の同僚や上司に話されてしまうケースも。

実際の相談内容とは
まったく違う話になっていたり、
誇張したり、
拡大解釈して厄介な話にされてる…

当然、
そのせいで、
他の上司や同僚との関係も悪化することに!!

加えて、
「お局の言うことばかり聞いている」
と思われると、
職場での信頼を失いかねません。

セクション2:お局ババァに相談する前に

1. 本当にその人に相談する必要があるのか?

お局ババァ以外にも、
問題を解決できる手段がある場合、
それを優先するのが賢明です。

本やマニュアルを確認する、
ネットで調べる、
他の同僚や信頼できる上司に話を聞くなど、
リスクを避ける方法はいくらでもあります。

例えば、
「業務の進め方が分からない」という場合、
まずは社内の資料やマニュアルを
確認するだけで解決することが多いものです。

お局ババァに相談することで、
余計な詮索を受けたり、
自分の情報が広まったりするリスクを避けられます。


2. 相談内容が自分の評価にどう影響するのか?

お局ババァに相談することで、
「この人は自分で解決する力がない」
と見られる可能性があります。

特に、
上司や同僚から
「簡単なこともお局ババァに頼る人」

という印象を持たれると、
あなたの評価に響くかもしれません。

相談する前に、
自分でどこまで考え、
何を試したのかを
記録しておくことをおすすめします。

例えば、
「○○の方法を試したけど上手くいかなかった」
という具体的なメモを示すことで、
「何も考えずに頼っている奴」
と思われる心配はなくなります!


3. 他に信頼できる相談先はないのか?

お局ババァだけが相談相手ではありません。

同じ職場内でも、
異なる立場や役割の人に相談すると、
新たな視点や有益なアドバイスが
得られることがあります。

同僚や他の部署の人、
場合によっては直属の上司など、
相談内容によって適切な相手を選びましょう。

相談したいタイミングで、
都合よくお局ババァは話かけてくる
生きものですが、
流れに負けてはいけませんよ。


お局ババァに相談すること自体が
悪いわけではありませんが、
その一言が自分のキャリアや
人間関係に与える影響をよく考えることが大切です。

慎重な判断が、
無用なトラブルを避ける鍵になります。

セクション3:お局ババァを無理なくかわすために

1. 「自分で調べてみたのですが…」

相談の前に
「自分なりに考えた」
「行動してみた」

という姿勢を示すことで、
すべてを丸投げしているように
見せないことができます。

このフレーズは、
相手に「頼りきりではない」
という印象を与える効果もあります。

例として、
「〇〇の方法を試してみたのですが、
ここでつまずいてしまいました」
と伝えるだけで、
お局ババァの干渉を
最小限に抑える
ことができます。

自分で考えて行動した結果としての相談であることを示せば、
相手の態度が柔らかくなることも期待できます。


2. 「他の意見も聞いてみたいと思います」

お局ババァだけに
相談していると思われると、
「私の意見だけを頼りにしている」
相手が優越感を持ち、
さらなる干渉を招く
ことがあります。

このフレーズを使うことで、
他の人の意見も尊重する姿勢を示し、
依存関係を防ぐことができます。

例えば、
「アドバイスありがとうございます。
他の上司や同僚の意見も聞いてみて、
最善の方法を考えたいと思います」


と伝えるだけで、
お局ババァのアドバイスを受けつつも、
主体性を保つ印象を与えられます。


3. 「もう少し時間をいただいて考えます」

その場で即答すると、
相談内容が自分の判断ではなく
お局ババァの意向に
左右されるリスクがあります。

このフレーズは、
冷静に考える余裕を作り、
必要以上に相手に流されないための
防御策
として有効です。

具体的には、
「おっしゃることも考慮に入れて、
少し時間をいただいてから
方向性を決めたいと思います」

と伝えると、
相手を尊重しながら
自分のペースを保つ
ことができます。


4. 「今のところ問題なく進められています」

お局ババァから
「何か困ったことはない?」
話しかけられた場合は、
このフレーズで切り抜けましょう!

現状に問題がないことを伝えることで、
余計な詮索を防ぐことができます。

例えば、
「今のところ問題なく進められています。
ありがとうございます」

感謝の言葉を添えるだけで、
関係を悪化させることなく
会話を終わらせることが可能
です。


5. 「ありがとうございます!参考にしますね」

お局ババァが
一方的にアドバイスを押し付けてきた場合でも、
こちらが反論したり無視したりすると、
相手を不機嫌にさせる恐れがあります。

このフレーズは、
相手のプライドを傷つけずに、
話を流すための万能な一言
です。

例えば、
「なるほど、
そういう方法もあったんですね。
参考にします!」

と言えば、
それ以上の追及を受ける可能性を減らせます。

このフレーズは、
相手を立てつつ
自分の自由を守るために非常に効果的です。

時代遅れで社歴を重ねてるだけで、
まったく仕事ができないクセに
後輩にだけ偉そうにできる

無神経な先輩社員の戯言もかわせる
万能フレーズ
なので、
ぜひ覚えておきましょう〜


お局ババァとの関係を円滑に保つためには、
言葉選びが超重要です。

ちょっとした一言に
過敏に反応する生き物ですから…

これらのフレーズを上手く活用しながら、
余計なトラブルを避けつつ、
スマートに立ち回って、
平和な職場にしていきましょうねー!!

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《現役COO:森 良太の
「これ余談なんですけど…」》

まだ19歳だった頃、
右も左も分からず、
言われるがままに頼っていたんです。

「困ったら私に相談してね」
という優しい言葉を、
そのまま信じてしまったんですよね。

最初の頃は、
「頼りになる先輩だな」
と感謝していたんですが、
気がつけば自分の仕事が
どんどんお局ババァの都合の
良いように動かされていました。

しかも、
ある日気軽に相談した内容が
他の同僚たちに漏れていて、
「あれって本当なの?」
と詰め寄られたんです。

この時、
相談が自分の評価にどう影響するかなんて、
全く考えていませんでした。

それ以来、
相談する相手や内容を
慎重に見極めるようになり、
今回紹介したフレーズを
少しずつ活用するようになりました。

「他の意見も聞いてみたいと思います」
と言うだけで、
不思議とお局ババァの干渉が
減っていった
んです。

逆に、
ある程度上手く付き合えるようになると、
お局ババァの振る舞いが
職場の空気に与える悪影響を
冷静に観察できるようになりました。

そこで思ったのが、
「あの人たち、
基本的に自分が優位に立ちたいだけなんだな」

ということ。

だからこそ、
適度に尊重して立てつつ、
自分の意志をしっかり持つことが
大切だと実感しました。

お局ババァとの関係は、
職場の悩みの中でもよくあるものですが、
対処の仕方次第では、
案外スムーズに付き合える場合も〜

ぜひ、
紹介したフレーズや
方法も試してみてください。

私自身の経験が、
少しでもあなたの助けになれば嬉しいです〜

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