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写真のお仕事の話。広告の仕事①
写真を仕事にするということ。
昨日の続きではないですが、なんか色々やってたらいつのまにか時間が経ってた、なんて言ってる人が何を言う!って感じですが。
写真の仕事ってわりと色々あるわけです。それぞれにプロフェッショナルな方がいて、日々の私達の暮らしになにかとお世話になってたりするわけではあるのですが、具体的にどんな仕事があるのか。
おそらく私がやってきたことなんてほんの一部にしか過ぎないのですが、簡単にご紹介しましょうー!
まずは広告写真!CMをテレビコマーシャルと勘違いしてこの世界に入ったきっかけにもなった広告写真!
まあ広告写真といってもいっぱいあるわけです。メーカーのカタログ用の写真から企業のイメージポスター、商品撮影に宣伝用の告知写真だってありますし。広く言っちゃえば使い方のマニュアル用の写真だってここに入っちゃうかも?
細かく分類したら「ブランディング写真」「商品写真」「機能説明写真」「告知写真」とか、まるでオルタナティブとかグランジとかみたいな音楽のジャンル分けみたいに細かくなっちゃうんじゃないでしょうか。
あ、ちょっと違うか。
ブランディング用のイメージ写真なんてトップレベルの人たちが撮ってるイメージ。私の時代に憧れたのは上田義彦さんや繰上和美さんとか!
余談ですが、昔アシスタントの頃に坂田栄一郎さんの撮影現場に立ち会ったことがあるんです!AERAの表紙の撮影でした。
日本のトップの方の撮影の仕方を見て驚愕したのを覚えています。かっこよかったー!
カタログの商品写真なんてものは、当然その写ってるものが正確でないといけません。色や形、どんなフォルムでどんな機能が備わってて、みたいな。
カタログとかその写真を見て検討したりするわけですから、実際出来上がって届いたものが写真と全然違うじゃないかー!なんてことは商品写真的にはダメなわけです。
なのでこの世界でトップな人達の写真はもう神懸ってます。美しいライティングに美しいフォルム。
若い頃によくライティングの勉強のために真似したりしました。
映りは全然違うんですけど!!
そんな感じで、当時フリーのカメラマンとなって、企業から依頼がきて広告の写真を撮る!なんてことは一種のステータスみたいなところがありました。もちろん生活のために撮ってはいるんですけど、私の撮った写真が雑誌の広告なんかに載ってたりすると、それはもう嬉しかったわけです。
とりあえずざっくりと広告写真について話をしましたが、ほんのさわり的なところをちょろんとしゃべっただけです。もっと細かく深堀りしていけばさらにディープなお話もできるんじゃないかなと思いますので、いずれまた!