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GW台北2日目 自力で猫村と十分と九份

2日目は雨予報。今思えば、2日目の九份と3日目のウーライ温泉は逆でも良かった。
宿の朝ごはんクーポンを持って、一階のカフェに行く。コーヒーとクロワッサンサンドを頼むと追加料金が発生した。一人150元くらい。ちょっと高いかな。近くの店でも使えると書いてあるが、クーポンは80元分なので、どこに行っても追加料金は発生するのだろう。

今日は、猫村→十分→九份と自力で行く予定。散々探したが、このルートで行ってくれる日帰りツアーはKLOOKにもKKDAYにもなかった。古いものだったが自力で行った人が書いたブログを見つけ、勇気を出してやってみることにした。方向音痴的にはかなりな冒険。

まずは猫村へ。台北駅から直通の電車に1時間くらい乗ると着く。同じ直通でも電車によって乗車時間が違うらしく、タッチの差で乗れなかった電車が一番乗車時間が短かった。残念。

ホウトン駅。


足の踏み場もないほどいるわけではないが、結構いる。

駅を挟んで両側に猫エリアがある。チュールをもらいすぎた猫たちがゆるゆると沢山生きている。それほど広い範囲ではないので、見るだけなら1時間ほど。
再び電車に乗り、3つ先の駅である十分へ。

電車が来るとみんなでイソイソと横によける。

数年前は車をチャーターして十分に来てランタンを上げたが、今回は電車で来てランタンはあげない。ランタンに願い事を書く方は真剣だが、通りすがりに見ていると欲望駄々洩れで面白い。資本主義の成功者になりたい人あり、切実なお腹事情の解決を望む人あり。
途中のお店でランチを食べる。連れはルーローハンとワンタンスープ。私は牛肉麵。注文は紙のメニューに数を書くだけ。ビールは自分で冷蔵庫を開けて持ってくるスタイル。

牛肉麵、それほど好きではないことに気づく。

念願のマンゴーかき氷を食べようと別のお店に入る。

明らかにプッチンプリン。
マンゴーは旬だったので柔らかくて味が濃い。冷凍もんとは全然違う。

日本で読み込んだブログによると、ここからはタクシーで九份に行くのがオススメとのこと。たしかに、タクシー相乗りの看板を持ったおじさんたちが歩いている。この時点で15時くらい。灯りのともった九份までは、まだ時間がある。よし、タクシーはやめて電車とバスにチャレンジだ。

十分から電車に乗り、猫村の一つ先の駅まで行く。ここからバスで九份に行けるはず。電車はかなりの混みこみだが一時間も乗るわけではないので我慢できる程度。

この駅に行く。

駅を降りると、すぐ外に出る出口があるのに、下の階へ行く人々が沢山いる。乗り換えの人たちなんだなーと横目に見ながらそのまま地上の出口を出た。バス停を探して歩くが、それっぽいのが見つからない。本当にこれ?という程度の小さなバス停はあるが、なんだか怪しい。とにかくグーグルさんを信じて歩いてみようと20分ほど歩くと、大きな通り沿いの大きなバス停に出た。表示に九份とあるし、間違いなさそう。
(帰りのバスでわかったが、電車を降りたら一旦下の階に行き、メイン出口から出ればバス停はすぐ目の前だった)

程なくバスが着て、九份へ。着いてみたら大雨なのにひどい混みっぷり。肉まん食べに寄り道したりしながら、記憶を頼りに下のほうの写真スポットに向かう。韓国の事故を想像させるほど、狭い階段に人がぎゅうぎゅうに立っている。しかも雨なので傘を差してて尚更危ない。少しづつ前に進み、大雨の中、みんなでスマホを掲げて同じ場所から同じ写真を撮る。

写真を撮るのに夢中になると自分の傘が人の撮影の邪魔をしているのに気づかないものだ。
後ろの方々すみませんでした。

前回来たときは昼間だったので、今回赤い提灯に電気のともった九份を見れて満足。そうこうしているうちに雨は徐々に激しくなる。事前に知ったブログ情報では、降りた階段をもう一度あがり、上のバス停から乗る方が満員で乗り損ねたりしなくて良いらしい。写真撮影のために降りてくる人々をかき分けて階段をのぼる。台湾、どこもかしこも階段が多い気がする。今より歳をとって足腰が悪くなったら観光に来れなそう。

上のバス停に着くころにはどしゃぶりの大雨。バス停の表示はあるが、次のバスはいつくるかわからない。最寄りの電車の駅まで乗れればいいので、乗車時間は短い。近くの日本人ファミリーは「バスが来るまで待つならタクシーにしよう」と言って去ってしまったが、彼らが居なくなった直後にバスが来た。

バスを降りたら、ルーファン駅から台北駅まで電車に乗る。大雨だけど台北駅の地下街出口からすぐのホステルなので、濡れることもなく良かった。日中はずっと買い食いしているので、今日もセブンイレブンでビールとカップラーメンで夕飯をすませる。今回は金のかからない旅だ。

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