ジビエを食べたことありますか?
ジビエ肉ってご存知ですか?
ジビエは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語です。
実は、この狩猟の前にその友達からロースト鹿肉や他の鹿肉料理をいただいたことがあります。
鹿肉はカロリー低いのに高たんぱくの赤身肉。
これがなぜ出回らないのかが不思議でなりませんでした。
原因は、
「鹿」のイメージと猟師の捕獲の技術と高齢化の問題です。
鹿は色んなお酒の名前にもあるように高貴なイメージがあります。
奈良の鹿のイメージも強く、それを食べるには抵抗があるようです。
そして、猟師の技術と高齢化。
猟師さんが高齢化し、山で捕れた鹿を降ろすのは大変。
そして、それをきっちり血を抜き、美味しいお肉にするというのは技術の問題。
はじめての鹿肉はニュージーランドで食べましたが、これが不味かった。
もう二度と食べたくない、と思う不味さで、後程いただいた鹿肉が全く別物に感じました。
ここらが日本ではまだまだ浸透していないのです。
ジビエはオーガニックのお肉です
皆さんが美味しいというお肉はどんなものでしょうか?
オーガニックを選んでいる皆さんは、お肉もオーガニックを選んでいますか?
抗生物質たっぷりの家畜のお肉が街には出回っています。
ニュージーランドでは、牧草牛が当たり前でしたが、日本に戻ると残念ながらそういう訳にはいかないようです。
「ジビエはオーガニックのお肉です」
これを聞いた時には、なるほど!と思いました。
確かに、狩猟で捕った鹿や猪はオーガニックです。
普段お肉を食べる習慣がない友達が集まって、鹿と猪肉を持って焼き肉をしたら、皆さん止まらなくなりました。
そう、身体が求めているお肉は一杯入るのです。
「普段、お肉を食べないのにねー」
とおっしゃっていました。
鹿、猪以外にも、アライグマやアナグマなど有害鳥獣をきっちりお肉で食べる試みもしております。
これが結構美味しいのです。
ちなみに、アライグマは外来生物法という法律で駆除対象に指定されている動物です。([「アライグマ駆除の手引き](https://www.env.go.jp/nature/intro/3control/files/manual_racoon.pdf)」)
人が勝手に持ち込んで、手に負えないから駆除というのも酷い話ですけどね。
ただ、駆除をするのではなく、命をいただく循環を作ろうとするのが私たちの試み。
是非、機会があれば一度お試し下さい。
一頭、一羽ずつ猟師さんが捕っているから少し割高に感じるかもしれませんが、それが本当の命の価格です。
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