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宅地建物取引士(宅建士)に初受験で一発合格する3つのコツ

作戦を立てて動いていく事が大切でした。

平成26年度の宅地建物取引士の試験を受けて合格した時の勉強法をご紹介します。合格者体験談にこれでもかというほど出てくる「過去問が大事」は本当でした。

まず、受験者について

受験したのは40代の始めの頃、当時は不動産業界未経験(5問免除の特典無し)。その頃はお店を経営していましたのでお店の業務が終わってから家事の合間に勉強をするという感じでした。

独学?スクール?

スクールです。ネットで調べた限りでは独学は回り道になりそうだな、と思ったので迷わず資格の学校にお世話になる事を選択。学校は家から近い新宿エルタワーのLECにしました。受験した年齢が40歳前半という事もあり、そんなに何回も落ちていられない状況でしたのでお金で時間を買う感覚でスクールを選択しました。

準備した教材は?

LEC受け取る教材一式と入門編的に読んだ「スッキリわかる宅建士」「マンガでわかる宅建士」「宅建インプリ」「過去10年問題集」が主な教材です。

LECの教材で秀逸だったのが「出る順宅建士合格ステップ集」という重要事項の総まとめの冊子で、過去問に取り組むようになってからは、いちいちテキストで確認するのも面倒なのでこの冊子でサッと内容を確認しながら解き進む方式で力が相当つきました。

幸せに宅建に合格する方法のインプリという教材も買いましたが、私は体系的に物事を覚えるのが好きなタイプだったらしく購入したのが試験直前期という事もあり、ほとんど使用しませんでした。あと、7月に過去問を解き始めた頃に過去10年分の問題と解答・解説が収録されているものを買いました。

それと分からない事があるとテキストに戻るよりyoutube で検索してサッと10分15分見た方が効率良く理解できたので動画はいろいろ見ました。中でもビーグッド教育企画さんの過去問解説は分かりやすく、繰り返し繰り返し見ていましたのでおすすめです。もうひとつ、赤澤先生も分かりやすく何度も何度も拝見させていただきました。

・LEC教材一式
・スッキリわかる宅建士
・マンガでわかる宅建士
・宅建インプリ
・過去10年問題集

いつから勉強したか?勉強内容を時系列で

宅建の存在を知り、「受けよう!」と決意して日にちを調べたら丁度、前日の日曜日にその年の試験は終わっていました(10月)。11月の講座説明会を経てLECに入校したのは12月でした。講座はスーパー合格講座で初学者向けのフルパック(通学+WEBで15万くらい)にしました。で、通学+WEB講座がスタート。

当初は、「一度全部の講座内容を見たあと過去問に入ろう」と考えていたのでまず言葉の意味に慣れる事から始めました。スーパー合格講座は本編だけでも全34回×2.5時間なので中々進まず、ちょっとだらけたお正月や寒い2月の時期を経てあっという間に3月になり、コツコツWEB受講を重ねてはいたものの、全講座を終えたのが6月末になっていました。

7月。そろそろ過去問を始めるかな~と思い、ゆるゆると取り掛かりましたが・・・・

あれ?
全然解けない・・・

何言ってるか、何聞かれてるか、さっぱりわからない。ん?何で?あんなに講座を教室で受けたりWEBで見たりしたのに。毎回真剣に聞いていたのに。その時点で宅建の勉強に軽く80時間以上は費やしていたのですが全く身になっていない事がこの7月の頭にようやく発覚し、これはマズイ!とその日から過去問と戦う日々が始まりました。

自分の進捗が、初学者で勝手がわからないというのを割り引いても相当な遅れをとっている事は容易に想像がつきました。気持ちはとても焦りましたが、まずは一発合格の為に作戦を立てる事にしました。その日と翌日は、勉強をお休みして仕事と家事の合間にインターネットで様々な情報を取集しました。

結果、分かった事。①本試験の構成は a.民法 b.宅建業法 c.法令上の制限 d.その他で構成されている。②の宅建業法は引っ掛けが多いが

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