能傍タルツの実話怪談コレクション 「現代筑前奇談考」 その三十四 -9月- 『豊津にまつわる怪事件等 ~親父の備忘録より No.3❨中編❩』
(人物名などはイニシャル。
明白な誤字脱字以外は
原文のママとす。 ※のみ筆者による)
❨怪 No.3❩
◉ 座敷の横にあった慎(マキ)
中学時代に板を敷き
憩いの場所が無いK木に
社長売った
何故か頭痛がするので、、、
その木の下に
平たい大きな石があった
除くと頭痛が止まった
❨石垣を崩さぬ重さの平石と思われる❩
◉木町の旧小倉屋敷 ❨今はアパート❩
檜の関ヶ原の戦いにその名がある
高野の隣❨祖父は道場寺 ※地名❩
から養子❨T橋❩より
庭の敷石を立てる
稲荷大明神だったそのお告げで
国鉄に務めていたが
中津(※大分県中津?)のK藤❨満鉄の高官❩
満鉄は国営のすすめでT彦と二人
日本刀を持ち渡満し
満鉄に入る
入社出来ぬと
馬賊又は匪賊になるつもりだった
入社後 祖母を呼ぶ
渡満し父は(※満鉄の)経理課長?
小父は駅長になった
伝小倉藩納戸役?
(後編に続く)