【デュエマ】デュエマ平家物語(桃太郎)【デッキ紹介】
昔々あるところに、
《チェン・アイニーXX》と《爆翔イーグル・アイニー》
が住んでいました。
チェンアイニーは山・XXへ攻撃されない効果配りに、イーグルアイニーは川・XXへコスト軽減をしに行きました。
イーグルアイニーが川のコストを下げていると、上流からどんぶらこどんぶらこと
大きい《予言者ラメール/マスター・スパーク》が流れてきました。
「なんと大きなラメールじゃろう!家に持って帰ろう。」
とイーグルアイニーは背中に担いで家に帰り、そのラメールを切ろうとすると、
なんと桃から大きなドラゴンが出てきたのです。
「おっとたまげた。」
二匹は驚いたけれども、とても喜び、
「何という名前にしましょうか。」
「ラメールから生まれたから、《新爆竜 GENJI・XX》というのはどうだろう。」
「何言ってんだコイツ」
GENJIはあっと言う間に大きくなり、立派な優しい男の子になりました。
ある日、GENJIは二人に言いました。
「パンドラスペースに悪い《我牙の精霊 HEIKE・XX》が住んでいると聞きました。」
「時々エピソード世界に来て悪いことをするのでみんな困っている。」
とチェンアイニーが答えると、
「それでは私が行って退治しましょう。おかあさん、クロスギアを作って下さい。」
「ミロクじゃあるめぇし」
「呼んだかい?」
突如やってきた《仙界一の天才 ミロク》は、とても美味しい仙界一の食用クロスギア《超銀河餅 KIBI-DANGO》を作り、桃太郎はそれを腰の袋に入れるとさっそくパンドラ・スペースに向けて旅立ちました。
旅の途中、桃太郎は
《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》に会い、
「GENJIサン、袋ノ中ニ何ガ入ッテイルンダ?」
「仙界一のきびだんごだよ。」
「僕に一ツクレタラオ伴シテアゲル。」
ドルブロはGENJIから一つ団子をもらい家来になりました。
GENJIとドルブロが歩いて行くと、
《ボルシャック・NEX/スーパー・スパーク》がやってきて、
「GENJI殿、其の袋の中に何を持つ」
「仙界一のきびだんごだよ。」
「我に一つ寄越せばお供しよう。」
ボルシャックNEXはGENJIから一つ団子をもらい家来になりました。
しばらく行くと、
《コッコ・ルピアGS》が飛んできて、
「GENJIさん、袋の中に何が入っているんですか?」
「仙界一のきびだんごだよ。」
「私に一つくれればお伴します。」
コッコルピアはGENJIから一つ団子をもらい家来になりました。
しばらく行くとパンドラ・スペースが見えてきました。
「アレガ”パンドラ・スペース”ダロウネ。多分」ドルブロが吠えました。
仲間の中にエピソード世界出身者がいないので、誰もパンドラスペースのことを知らなかったのです。
今回は奇跡的にパンドラ・スペースにたどり着くことができました。
パンドラ・スペースに着くと、《超次元パンドラ・ホール》の前に、大きなHEIKEが立っており、
GENJIは大きな《リロード・チャージャー》をつかむと鬼に向かって投げました。
ボルシャックNEXは門を《ボルシャック・ファイアー》でこじ開けました。
コッコルピアはHEIKEの鎧をつつきました。
「ぐ、こりゃ参った。助けてくれ!」
そういうと、HEIKEはお城の中に逃げていきました。
するとお城から沢山のエイリアンが出てきて、
ついに大きな《偽りの星夜 エンゲージ・リングXX》があらわれました。
なんとHEIKEは堕天してしまったのです。
「忌々しいGENJIめ。この俺様が倒してくれるわ」
大きな剣を振り回しながら言いました。
「お前が頭か」と言うとGENJIはすばやく剣の上に飛び乗り、
「悪いHEIKEめ、村人に悪いことをしたからには許せない。私の刀を受けてみろ。」
「フン、効かんな」
エンゲージリングXXの破壊置換能力で、自慢のブロッカー破壊も効きません。
「GENJIさん!合体です!力を合わせてHEIKEに立ち向かいましょう!」
コッコルピアGSが叫びます。
その時、《龍魂珠》から流れ出た異質な結合具が4匹を連結させ、
《覚醒連結 XXDDZ》になったのです。
「この力、受けてみろ!」
XXDDZはパンドラ・スペース由来の力を受け、エンゲージ・リングXXに強烈な一撃を与えました。
「アイタタ、ごめん。ごめん。許してくれ。降参だ。」
「本当に約束するか。」
「約束します。嘘はつきません。」
「デッキレシピをあげます。」
GENJIはパンドラ・スペースのサイキック・クロスギアやドラグハート・ウェポン、荷車一杯のサファイア・ウィズダムの構造物を手に入れました。
こうして、GENJIはチェンアイニーとイーグルアイニーの待つ家に帰り、みんなで幸せにくらしました。
めでたしめでたし。
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