人生1度きり、豊かな人生を送りたい
朝ドラ『スカーレット』で小池ちゃんが言っていた言葉
今の私にとても響いた
そもそも、豊かな人生ってなんだろう?
好きなことで稼ぐこと?
寝食を忘れるくらい何かに夢中になること?
現在、4歳2歳の子どもをもつ専業主婦の私にとって、家事育児が最優先事項で、自分の好きなことに没頭、熱中したりできる時間はごく僅か
時間をやりくりして、没頭、熱中する時間を確保したいくらい『やりたいこと』がない
『やりたいことがない』って、言うと、なんだかつまらない人間に思われるかもしれないけど、好きなことはある
読みたい本は数冊積み上がっていて、読みかけのものもあるし、刺繍が上手くなりたいと急に思いたってチクチク縫ってみたりしてる
だけど、いざやろう、没頭しようとしているタイミングで『ママ、一緒にねんねしよう』って子どもに言われて、手を止めることも少なくない
今はそんなことの繰り返しで、やりたいこと、好きなことに対する感度を高めたり、熱意がなかなか続かない
かといって、今のこの暮らしを嘆いているわけでは決してない
豊かな人生だなぁ、と感じることの方が多い
『ママ、だーいすき!』『抱っこして〜』って子どもに1日に何度も言われ、一緒に過ごせる時間が長い、今のこの暮らしに幸せを感じながら過ごしている
だけど、それは今現在の私
人生は一度きり という言葉が、今はその人生における1つの点であることを意識させてくれる
人生は1つの点が無数にあって、1つの線になったものと捉えれば、今は通過点とも言える
そして、何より、私自身が、母親や妻としての役割だけで終わりたくないという気持ちをどこかにもっていり
豊かな人生とは何か、自分のやりたいことは何か、死ぬときに『ああ、やりきった!』と言えるように、私という人間の“豊かな人生”への模索はこれからも続いていく