MRIの後ろに自動小銃?

MRIは、強磁場を発生させる装置で、磁場を発生させることで原子核のスピンを揃えたりする。多少古い機械でも、0.5T(テスラ)くらいの磁場を出す、と理解している。最新型で画像が細かいものでは3テスラとか4テスラとかあるらしいけれど、新しいものについてはよく知らない。

昔聞いた話では、MRIのそばに、金属が落ちていると、電源を入れた瞬間に磁石に吸い寄せられて、すっ飛んでく、らしい。この辺、放射線の技師さんに聞いてもらえれば、MRIの部屋に、剥き出しの金属(鉄など、磁石に吸い寄せられるもの)を置いておいても、大丈夫なんですか?と、たぶん、すぐに答えが返ってくると思う。
私が聞いた話では、初期の頃、よくわからなくて、MRIの部屋の中に金属製の「消化器」が置いてあったら、MRIの電源をいれた途端に、磁石に吸い寄せられて、「消化器が、ロケットみたいに飛んできた」というのがあった。
自動小銃は、鉄とかの金属を使っていないんだろうか?使っているなら、MRIの電源を入れた途端に、磁石に吸い寄せられて、たぶん「飛んで」いく。あるいは、銃弾がバラで置かれていたなら、その銃弾も鉄などの透磁率の高い金属が使われているなら、文字通り「飛んでいって、MRIの機器の筐体にぶち当たる」だろうと思う。破裂するかどうかはわからないけれど、興味のある方はぜひ、実験してみてください。

つまり、少なくともMRIが稼働している時に自動小銃が「後ろに置かれた」なら、かなり悲惨な状態になったであろうことが想像されるし、最低でも自動小銃が置かれたのはMRIの装置が最後に稼働した後、ということになるんじゃないかな?と思われた。

これは、イスラエルでも実験できるはずだから、ぜひ、MRIのある部屋に、剥き出しの自動小銃とか銃弾とかを置いて、MRIの電源を入れてみて欲しい、と思った。

何が起きるのか、ちょっとワクワクしてしまうけれども・・・

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