最終面接の緊張は「初キス」以上「初体験」未満!〜ライオン「ストッパ」のコンテンツPR
ライオンは「『ストッパ』新社会人応援プロジェクト」の一環として、その年の就活生にアンケートを実施。就活のプレッシャーの実態を明らかにしました。
そのなかで、「最終面接の緊張感と各シーン(初デート/初キス/告白のとき/初体験)の緊張感とではどちらが緊張しますか」との設問を行うと、半数以上が「初デート」や「初キス」よりも、最終面接が緊張する、と回答。「初体験」を上回ったのは約4割でした。
ではなぜ、ライオンがこんな調査を行ったのか?
ストッパは下痢止めをうたう医薬品です。緊張でお腹に不調をきたすかもしれない就活生に、ストッパを認知し、いざというときに備えるお守りにしてもらうために、「応援プロジェクト」を行ったのです。
ちょっと刺激的な調査結果をプレスリリースすると、下痢止めの「ストッパ」のブランド名とともに、メディアがいっせいに報道しました。
こうしたコンテンツは、SNSにも相性がよく、就活生や新入社員にリーチします。緊張の絶えない若者のためのブランドとして、下痢止めの「ストッパ」を認識させることに、大きく貢献したはずです。
●ポイントPick Up!
ギャップと共通項の設定が絶妙!
オフィシャルな「面接」とプライベートな「恋愛」、およそ結びつかない2つのテーマを、「緊張」の共通項でつなげました。両者のギャップが目を引いて、メディアもとりあげたのでしょう。
ただ、おもしろい発信をするだけでは企業にメリットがありません。「緊張」が、下痢止めのブランドとの共通項にもなっているところが、このコンテンツPRの妙です。