「ボクらの恋愛シェアハウス3」インタビュー:第7回 ソンミン
一つ屋根の下、8人の男性たちが1週間の同居生活を通じて“運命の相手”を探す、韓国恋愛リアリティショー第3弾「ボクらの恋愛シェアハウス3 ~Boys Love ∞ (アンリミテッド)~」。C7独占インタビュー第7回はソンミン!
【C7から出演者への質問】
Q. 2023年夏に撮影を終えてから配信が開始されるまで約1年かかりましたが、世界中で公開された今、心境はいかがでしょうか?
とても長く感じました。それというのも、公開直前まで家族にもカミングアウトできていなかったからです。家族の前に立つと、なかなか言葉が出ませんでした。家族はもちろん、周りの友人にも公開前に先にカミングアウトしておかなければならなかったのですが、ずっと不安でした。結局、公開される前日になってようやく家族や友人にカミングアウトすることができたんです。1年間、先延ばしにして悩み続けていたわけですが、その心配とは裏腹に、本当に思いやりのある温かい言葉をもらいました。周りには天使のような人たちがたくさんいるんだな、自分は人望があるんだなと感じましたよ。それで気持ちよく本編を見ることができました。ただ、自分の姿を見るのは恥ずかしくて、ちょっと笑ってしまうこともあって、見るのが大変な部分もありましたね。
Q. 本作は1週間の共同生活の中で真実の愛を探すというコンセプトですが、実際に共同生活を経験してみていかがでしたでしょうか?もっとやってみたかったことはありますか?
僕は映画が好きで、日本映画の『怪物』や『悪は存在しない』などを観たのですが、とても面白かったです。日本映画やインディペンデント映画、どちらも好きです。みんなで映画を観て、その映画に込められたメッセージについて話し合う時間みたいなのがあったらいいなと思いました。お互いの価値観について少しでも知るいいきっかけになるんじゃないかなと。それから、撮影中は料理が得意ではなかったんですが、そのあと1年間料理を学んだので、もし再び戻ることがあれば、サムギョプサルや豆腐炒めなど、美味しい料理を振る舞いたいですね。
Q. 本編で議論を呼んだ年齢差について質問させてください。“年齢差”は恋愛において障害になり得ると思いますか?
年齢差は障害になり得ると思います。20代前半だった頃、僕も恋愛において本能や理想だけを追い求めていた時期がありました。愛は本能であると同時に、現実の中での行動の約束でもあります。だからこそ、愛は理想と現実の両方を考慮しなければならないし、どちらも重要だと言えるでしょう。特に長期的な視点で見て、慎重に恋愛相手を選ぶとなると、より現実的に物事を見つめるようになるのではないかと思います。
Q. 本作への参加経験を振り返って、一言で表すとしたらどんな言葉になりますか?
一言で表すなら、「my」ですね。「私の人」と出会うために、「私の感情」や「私の時間」に全力を注いだ日々だったと思います。本編を見返していて辛かった点は、自分がとても不器用で恥ずかしいと思う姿が多かったところです。でも、逆に自分の感情に正直だったからこそ、自分の中にどんなペルソナがあって、それをどう変えていけばよいかを反省し、認めることができる時間となりました。個人的には一週間という時間はかなり短かったのですが、その短い時間のおかげで、以前よりも成長できたと思います。そして、(本作で映し出されている自分は)「私の姿」であることは確かですが、その姿は一部に過ぎないということもぜひ知っていただきたいです。
Q. 今回、限られた時間の中で恋愛をすることになったわけですが、これまでの恋愛と異なる部分はありましたか?
共同生活の中での恋愛は、短い時間の中で意中の相手を惹きつけなければならかったのに対して、私生活での恋愛は長期的な視点で、未来を共に見据えることがより重要になってくるように思います。番組では一週間という期間が与えられますが、外の時間は完全にお互いによって決まるので、一緒に過ごす未来を描けるかどうか、そしてその未来が鮮明に描けるかどうかが重要だと思うようになりました。
【ファンから寄せられた質問】
Q. 本編を通して客観的に自分を振り返ってみて、新しく発見したことはありますか?
自分に矛盾した面があると思いました。理想的な恋愛を夢見ながらも、現実的な条件や考えに縛られることがあり、他者に対して優しくなりたいという強迫観念の中で、自己中心的になってしまうこともあります。人が好きだと思っていても、ある面を見てすぐに気持ちが冷めてしまうことも。そんな自分の変わりやすい姿を見て、恥ずかしいと思いましたが、それでも自分自身や自分の感情にできるだけ正直になろうと努力していたと思います。恥ずかしい自分を認めたいと思います。でも、本作で映し出されている僕の姿は一部に過ぎないということを、ぜひ理解していただきたいです!
Q. 共同生活の中で一番大変だったことと、一番楽しかったことは何ですか?
共同生活で一番辛かったのは、普段の生活と違って起床時間がとても早かったことですね。それ以外はあまり不便に感じることはありませんでした。楽しかったことは、家族のようにみんなで集まって一緒に夕食を食べたことですね。普段は一人暮らしなので、それが何よりも幸せでした。本当に楽しい思い出を作ることができましたよ。
Q. メンバーの年齢や職業を知る前と後で、印象が大きく変わった方はいましたか?
フィとミンソンが大学生だということに一番驚きました。予想していたよりもすごく若かったので。それとジェスン兄さんですね。トレーナーとカフェの経営という全く異なる職業なのに、どちらもジェスン兄さんにとても似合っていて驚きました。
Q. 番組出演の前と後で、パートナーに求める条件に変化はありましたか?
1年が経った今、「この人を信じて一緒に歩むことができるかどうか」、信頼や誠実さ、関係の信頼性をより強く重視するようになったと思います。
Q. もし日本を訪れるとしたら、どこに行って何をしたいですか?
最近、自分のアルゴリズムに日本の田舎町の旅行映像がよく出てきます。見ているだけで気分が良くなるような景色や美しい風景に魅了されています。ぜひ日本の田舎町に行って、チョンカンスを満喫してみたいです。最近、ヴィンテージのビデオカメラを購入したばかりなので、チョンカンスする自分の姿を映像に収めたいですね。日本旅行が大好きなので、新しい魅力を見つけられる気がします。