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狂人 田中裕二 爆笑問題のやばい方

爆笑問題

皆さんは、爆笑問題というトリオを知っているだろうか。太田光代・田中裕二・太田光の3人である。その田中裕二が、脳梗塞で入院をした。命に別状はないようだが、とても心配である。私は、現在二十歳だが私が死ぬまで爆笑問題カーボーイを聞きたいので、それまでは元気でいてほしいところである。

ラジオ界のベジータ 爆笑問題

さて、爆笑問題といえばやはりラジオである。私が好きなだけだが。ラジオの帝王といえば伊集院だが、帝王に負けないくらいラジオ界に君臨しているのが爆笑問題である。深夜の爆笑問題カーボーイは1997年から開始をしており、日曜サンデーは2008年から開始をしている。

暴れる田中

そのラジオで狂気をみせるのは往々にして田中裕二である。最近では、鬼越トマホークが来たかいが顕著であった。とにかく鬼越に失言をさせたい。あわよくば、放送禁止用語をしゃべらせたい(この回は録音)田中は、二人を煽りに煽り、太田が本気で止めに入った。他にも自らをお菓子王子と名乗るなどラジオの田中は止めることができない。名物コーナー「CD田中」(田中の過去の音声と歌の歌詞の一部を合成するコーナー)があるのだが、毎回自分の声を使ってとんでもないことを言わされているのだが、田中だけ、他人の声が聞こえているのかといくらい笑う。さらには、自分で殿堂入り、テープ入りだとか判断をしている。コーナーはとても面白いが、よく考えると狂ったコーナーである。

田中はやばい。いい意味で

去年、田中はコロナウイルスに感染をして4週間休んだ。

この4回はいわゆる神回が連発した。ウエストランド、アンガールズ、伊集院、劇団ひとりの4組(人)が田中の代役としてゲストとして登場した。各回おもしろかったが、一番は伊集院である。私の中で2020年全ラジオの中でベストだといえる。少なくとも6回は聞いた回である。TBSラジオについて、伯山について語った。これはTBSリスナー、カーボーイリスナー、問わず語りリスナー、伊集院リスナー、という日本人のほとんどが属するであろう人たちがよだれを垂らして聞きたいことを過不足なく語ってくれた。

そんな楽しい4週だったのだが、4週に渡って耳にした言葉が「(こんな太田を何とかしている)田中はやばい。早く帰って来てほしい」である。後輩のウエストランドやアンガールズ、劇団ひとりが言うのは理解できるが、あのラジオの帝王伊集院までもが言っているのだ。リスナー目線からは、伊集院回が聞けるなら田中は休んでてくれていいとすら思ったの。しかし、そんな思いは田中復帰回を聞いたら吹っ飛んでいくのである。

ウーパン、復活したぞー!!

9月22日ついに、田中が復帰する。

いつも通りの、自己紹介の後、太田がたたみかけるようにボーダーを執拗に指摘する。そんなことは、いざしらず4週間休んだことを語りだす田中。そして、今更ラジコのシステムについて無知な田中。コロナについては10秒くらいしか触れていない。「あーー。これだ。これだよ。」と田中のすごさ、おもしろさを実感することになった。まさにウーパン、復活である。

そして、4週にわたるゲストたちが言っていた言葉をしみじみ感じることになる。この言葉を理解するとともに、自分のセンスのなさに嫌悪を抱くことにもなる。なぜ、田中のすごさを理解することができなかったのか、太田と田中のコンビの素晴らしさをかみしめて生きていきたいと思う。

田中はすごい、そして狂っている

私が死ぬまで生きていてほしい。爆笑問題。


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