夏のローカル線 小湊鉄道(千葉県) 乗車&撮影記
東京駅から電車一本、一時間以内、千円以内で行ける日本の原風景、長閑なローカル線 小湊鉄道
千葉県を走る小湊鉄道は、車両、駅舎、施設等ほぼ全て昔のままの昭和レトロ。大切に手入れされ現役で活躍中のまるで動く博物館。
単線、非電化、タブレット交換、構内踏切、電鈴式踏切警報機。さらに、列車はワンマン運行では無いので車内に運賃精算機はありません。車掌さんによる検札や車内清算が行われます。
昔ながらのローカル線乗車体験ができるので、乗り鉄にオススメです。
走る車両は、キハ200と元国鉄キハ40
キハ200の初期型は昭和38年製(←東海道新幹線開業前!)というから驚きます。
JRからの譲渡車両キハ40が見られるのも国鉄ファンには嬉しいところ。
タラコ色、東北色、男鹿色、小湊色とカラーバリエーションが豊富で、撮り鉄にオススメです。
っという訳で、一日フリー乗車券(¥1840)を購入し乗り鉄しながら撮り鉄してきました。
東京駅から電車一本
目の前には地方ローカル鉄道風景が広がり、一気にテンション上がります!
乗換用の簡易Suica機にタッチしてから、券売機にて一日乗車券を購入します。
小湊鉄道のホームへ降りるとキハ200が1両止まっていました。
この列車の乗客は3人だけ。ガラガラの車内に響き渡るディーゼルエンジンの音を堪能しつつ、車窓から撮影出来そうな場所をロケハンし馬立駅で下車。
次の列車を駅先端から望遠レンズで撮影してから乗車。
久しぶりに乗ったキハ40は、1人ワンボックス占有と程良い乗車率だったのでこのまま終点まで乗り鉄を満喫しようかと一瞬思いましたが、田んぼに囲まれたポツンと駅 上総川間駅にて下車しました。
撮影ポイントを探して駅周辺を散策。
お花畑があったので、ここに決定!
ローカル線は運転本数が少ないので、一本の列車で何カット撮れるか構図と露出をシミュレーションして待ちます。
一本の列車で3カット撮影できました。
次の列車まで1時間あるので、他の撮影ポイントを探します。
田んぼに囲まれた上総川間駅。
素敵なロケーション故に田んぼと謎オブジェ以外本当に何もありません。ドリンクの自販機もありません。ご訪問の際にはご注意を。
またまた次の列車を駅先端で撮影。
キハ200初期型&キハ40小湊色コンビに乗車。混雑していましたが、運良くキハ200の初期型に座る事ができました。キハ40導入後キハ200が減少しているようなので、初期型に乗る事ができて良かったです。
2022年に1963年製造の気動車に乗り、途中の里見駅では駅員さんがタブレット交換を行うという貴重な光景を目に焼き付けつつ、終点の上総中野駅に到着。
いすみ鉄道へ寄り道
上総中野駅はいすみ鉄道と接続していますので、ちょっと足を延ばしてみました。
元国鉄の急行型気動車キハ28
最後までトラブルなく走り続けて欲しいと思います。
再び小湊鉄道へ
上総中野駅へ戻って、構図を練っているとファインダー内の踏切を小湊鉄道バスが横切りました。
石神のひまわり畑を見たいので、キハ40の右側ボックス席に座りました。
春は菜の花、夏にひまわり。お花畑の手入れをしてくださっている方々に感謝致します。
キハ40の乗り鉄を堪能し、上総山田駅にて下車。
すぐにバックからカメラを取り出し去り行くキハを撮影
カメラをバックに入れ、少し徒歩で移動します。
五井駅〜上総牛久駅間はそこそこ運行本数があるので、この付近で何本か撮影しました。
時刻表を確認すると、次の列車は上総山田駅にて列車交換するようなので駅へ戻りました。
改札口には、列車の接近を知らせる電光表示版?があり、両駅名のランプが点灯した所を撮ろうとスタンバイしてましたが、上り列車が遅れているのでしょうか?なかなか点灯せず撮れませんでしたOrz
下り列車が間もなく到着します。
キハ40同士の交換を撮るか?
キハ200同士の交換を撮るか?
悩みましたが、光線状態の良いキハ200同士にしようと上りホームで待つ事にしました。
次の列車で五井駅に戻りました。
五井駅は改札口を出た跨線橋から五井機関区を眺められます。
跨線橋を降りた所に『こみなと待合室』というカフェが出来たのでアイスコーヒーでも…っと思いましたが、炎天下の中汗だくになりながら歩き回ったので、汗臭くてカフェに入る勇気が出ずそのまま帰宅。
今回は撮れなかった里見駅でのタブレット交換、五井駅の折返し時のサボ差し替え風景やキハ40東北色の撮影。それと小湊カフェでお茶するという宿題ができましたので、近いうちに再訪したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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