2020年振り返りとMR(医薬情報担当者)の近未来
今年の初めに2020年の予測をしていましたので振り返りたいと思いますね
この頃まだ感染症は海外の出来事で、いずれ日本にも来そうだなという感じだったでしょうか
2020年予測したことは
・医療とICTの融合が加速
・オンライン診療、オンライン服薬指導の普及
・人口減少によるクリニックの外来患者数減少
・門前調剤薬局の減少、立地メリットの享受が減る
・GE80%達成とGEメーカー淘汰・MRリストラの加速
・製薬会社のAIとオンラインによる学術情報提供
・卸の利益低下により流通業への転換期
・スイッチOTCの急速な増加
・医療とGAFAの融合によるヘルスケアの一元化
・在宅看取りの増加
以上の10項目でしたが、それぞれ検証していきましょう
・医療とICTの融合が加速
>これはコロナ禍の影響で一気に加速しましたが、まだ現実は戸惑いとスピードについて行けていない印象です
しかしこれは進まなければならない状況ですね
・オンライン診療、オンライン服薬指導の普及
>数年かかることが一気に進み普及しなければならない状況ですが、まだまだ足踏みの状態で規制緩和も待たれます
・人口減少によるクリニックの外来患者数減少
>感染症の影響が大きく受診者減少による影響の方が大きかったですが、人口減少も見据えた見方もできそうです
・門前調剤薬局の減少、立地メリットの享受が減る
>こちらも感染症の影響で状況が変わりましたが、オンラインの普及しだいで変化していくと思われます
・GE80%達成とGEメーカー淘汰・MRリストラの加速
>80%達成には届きませんでしたがほぼ達成に近い数値のようで、次へのステップが出てきました
しかしながら品質問題などの影響もあり、今後の行方も大きな変化がありそうです
MRリストラは、コロナ禍の状況で確実に加速しています
・製薬会社のAIとオンラインによる学術情報提供
>急速に進み数年の出来事が一気に進みましたが、まだまだリアルとオンラインの併用で今後の展開は手探り状態です
・卸の利益低下により流通業への転換期
>別の要因もあり利益確保に苦戦しています。大きな問題もあり今後も減少傾向は続きそうです
・スイッチOTCの急速な増加
>足踏み状態のようで感染症予防関連にシフトした印象です
・医療とGAFAの融合によるヘルスケアの一元化
>一気に変化してきています
しばらくは企業の乱立で普及しそうです
・在宅看取りの増加
>感染症の問題が落ち着くまでは難しそうですね
以上いかがでしたでしょうか
オンラインに関しては、来年以降も急加速していくと思われます
数年かかって起こりそうなことが、一気に普及しそうな予感です
MR(医薬情報担当者)もリストラが加速することは間違いないです
しかしMRという職種も、この医療とICTの普及する状況下では、必要とされる存在であることは間違いありません
ICTが医療分野へ参入するには、医療業界を知り尽くした人材である我々MRの感覚、人材は重要ですよね
やはり自分にしか出来ないこと、得意なこと、こだわる事を貫きオンリーワンとなることが必要かも知れません
今後、来るべき日に向けて自分磨きをして近い未来に備えていきましょう