空家放置のリスクとは
様々なご事情で、誰も住まなくなった状態の家を空家といいます。
日本の空家は毎日増え続けていて、このままの状態が続いていけば、数年後には両隣の家が空家となってしまうと言われています。
空家の所有者となっている方は皆さんどのように考えているのでしょうか?
自分は遠くに住んでいるからとりあえず放っておけばいいか。
自分だけで決断できないし、親戚に相談するのも面倒。
親が施設に入っている間はどうにもできない。
色々な理由から、放置したままどんどん年数だけが経ってしまっているようです。
その間の空家にとっての状況は…
換気せずに湿気がたまり、カビっぽくなったり、錆びついたりする。
隙間から入った虫の死骸や蜘蛛の巣だらけで、掃除するのも億劫。
空家は人が住まない間に、考えられないくらい価値が落ちていきます。
2、3年くらいで価値なんて変わらないでしょ。
そう思いながら過ごし、あっという間に5、6年経ちます。
実は半年でも価値はどんどん下がって行きます。人が住まない家ほど劣化が激しいものはありません。
想像してみてください。1ヶ月物件に行かないだけで、家はどうなっていますか?湿っぽかったり、虫が死んでたりしませんか?ともすれば、1週間でもそんな感じになる物件もあるでしょう。
空家を管理して行くことは、とても大変な労力を伴います。
常に気にしながら、その他の日常をこなしていかなければなりません。
敷地内の草のお手入れももちろんですが、動物が侵入したり、悪い人に空家と言うことがバレれば、犯罪に巻き込まれるなんてことも可能性がないわけではありません。
このような空家放置のリスクは、ネット上でもたくさんまとめられていますが、いざご自分の所有している物件がリスクの対象になるとは思わないものです。
どうか空家放置のリスクを他人事ととらえず、まずはどのように管理していくことが自分にとって負担でなく、リスクとならないのかを専門家にご相談ください。
空家を取り巻く環境も、一件一件違います。対処方法もそれぞれ違ってくるでしょう。
ご自分の所有物件を負動産にしてしまわないよう、本当は富動産になる可能性もあることをあきらめないでいただきたいと思います。
簡単な物件の査定や今かかえているリスクについては資料や物件情報のみでご相談いただけます。
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