正月特集|地球温暖化詐欺(前編)|CO2地球温暖化詐欺は1979年英国初の女性首相誕生によって始まった
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
秋月です。
1月2日の東京新聞の見出しです。
「新築建築物への太陽光発電設備の設置を標準化し、ゼロエミッション東京の実現を目指す」
東京都は、地球温暖化対策には必要と考えて、2022年度に都内新築一戸建て住宅の屋根に太陽光発電設備の設置を義務付ける条例制定を目指すという記事です。
私がひっかかった言葉は「地球温暖化対策には必要と考えて」の部分です。
太陽光発電と地球温暖化は全く無関係です。言い換えれば、CO2人為的温暖化はありません。知事以下東京都関係者が本当に地球温暖化対策だと考えているのなら今すぐ全員お辞めになるべきでしょう。
CO2排出などによる人為的地球温暖化という大嘘は、いったい誰がいつ頃から言い始めたのでしょう?
1970年代まで時折話題に上がっていた気候変動問題は地球温暖化とは真逆の地球寒冷化問題でした。地球誕生から46憶年間に5回の氷河時代があったとされています。氷河時代とは、南極大陸や北極海及び周辺地のように一年中氷に覆われた地域がある時代です。
・約22億年前(第0紀氷河時代)
・約8億年前(第1紀氷河時代)
・約4億5千年前(第2紀氷河時代)
・約3億年前(第3紀氷河時代)
・現在(第4紀氷河時代)
現在は第4紀氷河時代あるいは新生代氷河時代とよばれています。
1970年代まで時折話題に上がっていた気候変動問題は地球温暖化とは真逆の地球寒冷化問題でした。
ところが、1970年代末に英国初の女性首相としてマーガレット・サッチャー(首相在任;1979–1990)が登場しました。
1970年代の中東石油危機・1980年代のイギリス炭鉱ストライキ抗争に危機感を抱いたサッチャーは、エネルギー保障問題として政治化し原子力発電を推進するための方便として「CO2排出による人為的地球温暖化説」の捏造を始めました。
サッチャーは化石燃料発電を原子力発電に切り替えるために、科学的には100%証明できない仮説「CO2人為的地球温暖化説」を科学者を使って捏造させました。
サッチャーは王立協会(royal society) の科学者を使って二酸化炭素と温度の関係を無理やり強調した気候調査を行うための研究機関をつくらせ、1988 年には英国気象庁が気候モデリングユニットを設立 し、このユニットが後の国際委員会「気候変動に関する政府間パネル(IPCC;the Inter-Governmental Panel on Climate Change )」となりました。
そして1990年8月、IPCCは第1次評価報告書を発表。
「21世紀末までに地球の平均気温が約3℃、海面が約65cm上昇する。」
と公言しました。
サッチャー登場から10年。CO2人為説・CO2人為的地球温暖化説の捏造は成功し科学者の間では地球寒冷化説はタブーになりました。
その後、IPCCは第2次評価報告書、第3次評価報告書を順次発表。真面(まとも)な科学者なら誰でも大嘘だと分かっている「CO2人為的地球温暖化説」が権威によって嘘から真実にでっち上げられました。
そして第3次評価報告書が発表されました。
「ここ半世紀の地球の温暖化は、そのほぼすべての原因が人間活動だと考えられる。人間活動が大気中の温室効果ガスの濃度と放射強制力を増加させ続けている。地上平均気温は21世紀末までに、1990年に比べて1.4~5.8℃上昇すると予測され海水準の上昇や大規模な気候変化が懸念される。」
マーガレット・サッチャーが英国のエネルギー保障のために捏造させた「CO2人為的地球温暖化説」は、サッチャーが任期を終えた後、新産業「再生可能エネルギ産業」を大きくするためのこの上ない方便として世界中のマネー主義者によって利用されるようになりました。
世界中の政官財とマスコミが一体となって地球温暖化詐欺を推進しています。
魚住さんの記事、クライメイトビジネスをご参照ください。
2006年、人為的地球温暖化説推進派のアル・ゴア元アメリカ合衆国副大統領 が主演した迷作「 不都合な真実(原題; An Inconvenient Truth )」が公開されました。
映画の中でゴアは「二酸化炭素が増えるにつれて地球の気温が上昇する」という非科学的な単純な嘘をついています。
科学的に正しいのは「地球の気温が先に上昇してから、タイムラグがあって二酸化炭素が増える。」です。
下図の赤線が気温で、氷河期を過ぎた後は一定の間隔で年代を追って上昇しますが、気温が上昇した後、タイムラグがあって CO₂が増えているのが分かります。図では、CO₂の増加は気温の上昇から約800年遅れています。つまり気温の昇降は CO₂の増減よりも約800年先行して始まっているということです。従って、大気中に占める割合が極少ないCO2の人為的に発生した量で気温が上昇することなど科学的には証明できないということです。
こうして、マーガレット・サッチャーとアル・ゴアという二人の政治家によって、1980年頃から約40年かけて「CO2人為的地球温暖化」という真っ赤な嘘が刷り込まれ、今やCO2人為的地球温暖化説が科学的に証明された仮説のようになっています。
冒頭の小池知事だけではなく、ほとんどの日本の政治家がCO2人為的地球温暖化説という科学的に証明できない嘘を基にしてエネルギー保障を論じています。なんというバカげた政治でしょうか。
読者の中には、「CO2人為的温暖化が嘘ならば何が地球温暖化の原因なのだ?」と尋ねる方も多いでしょう。
それについては、既に、世界の著名な専門家が科学的に証明しています。
地球の寒冷化と温暖化は人為的に起きるのではなく、太陽の活動と宇宙線(Cosmic Ray)、太陽風(Solar Winds)が原因で起きることが既に科学的に証明されています。
2007 年 3 月、英国テレビ局チャンネル 4(Channel Four Television Corporation)の名作ドキュメンタリー映画「地球温暖化詐欺(原題;The Great Global Warming Swindle)」が放映されました。
Rumbleの日本語字幕版を貼っておきますのでご覧ください。登場している科学者は全員著名な専門家ばかりです。彼らがCO2人為的温暖化の嘘を科学的に論証しています。ご覧になれば、CO2人為的地球温暖化説が嘘だということが理解できると思います。
世界では、政官財マスコミが一体となって、嘘・隠蔽・改竄があたり前に行われています。しかし、仕方ないと云って事実に目を塞げば、自分自身の誤った行動を招きます。マスコミのファクトチェックは嘘です。後悔しないためには、ご自分で調べてファクトチェックしてください。
▼地球温暖化詐欺(後編)
▼地球温暖化詐欺(日本語字幕版)
▼The Great Global Warming Swindl(English)