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一目惚れ EP16 ✨ Chemistry 相性
ごきげんよう、留美です。
相性=Compatibility(相性/適合)は間違いではありませんが、ほとんど使いません。とくに、親しい友人同士や恋人同士で「私たちは相性が良いね。」という時は「chemistry」を使って、
" We have good (right) chemistry. "
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と言えれば花丸です。
Chemistry?化学?って思われるかもしれませんが恋人との相性という意味なら Chemistry という単語はピッタリだと思います。
アメリカの脳科学者ポール・マクリーン博士(Paul Donald MacLean 1913/5/1 – 2007/12/26)の著書『The Triune Brain in Evolution (三位一体脳)』によると人間の脳は30億年の進化によって、爬虫類脳(Lizard Brain=脳幹)・哺乳類脳(Mammal Brain=大脳辺縁系)・人間脳(Human Brain=大脳新皮質)の三層構造になっています。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89299658/picture_pc_3fd397042f185d9c9c0ac6ebc2de8e35.png)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/89299513/picture_pc_339dd52219c327e0a7eef5afcbbd4b86.png?width=1200)
ボスの言葉を借りれば、本能(爬虫類脳)・感情脳(哺乳類脳)・論理脳(人間脳)があって、それぞれが人間の三大欲求を司どっています。
本能は生命を維持して生存しようとする無意識的・習慣的行動を支配し、感情脳は仲間と協力し合おうという情念的行動を支配し、論理脳はより良く生きようとする論理的行動を支配しているということです。
前回、『私の結婚観』で述べた私とピッタリ合う人は、容姿・頭脳・能力・性格・人柄が私の本能(爬虫類脳)・感情脳(哺乳類脳)・論理脳(人間脳)の三大欲求を満足させる人です。
つまり、ピッタリ合う人は論理脳が作り出す理屈だけでは選べません。
相性というのはピッタリ合うか合わないかのどちらかで、合うものは何もしなくても合うし、合わないものはどんなことをしても合いません。
ボスのパズルに例えたお話がありましたが、その通りだと思います。どんなことをしても合わないものは絶対に合いません。
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日本では、うまく行かない恋人同士や夫婦の話で、
お互いに合うように努力してやり直して…
という話をよく聞きます。
どの事例でも、よくて数年、早ければ一年も経たないうちに同じことを繰り返すことになります。
論理脳の欲求の不一致なら妥協点を見つけてお互いに我慢しながらカップルを続けるという選択肢もありますが、もし、本能と感情脳の欲求が合わないのなら早く別れて合う相手を探すのが正解であり、屁理屈を並べてカップルを続けると年を取って次の相手も見つからず「結婚は人生の墓場」だと納得することになります。
アインシュタイン博士が看破したように、男は女が変わらないことを願って結婚し、女は男が変わることを願って結婚しても、多くの場合は互いに失望する結果になります。原因は二人の相性がピッタリ合っていないからです。つまり、繁殖という理由を除いて結婚相手を間違ったのです。
3Cとか3Kとか新3Kとか、どんな理屈をつけても本当の女の幸せを体験することはできないと思います。
容姿・性格・人柄は、本能と感情脳の欲求です。理屈でどうこうではありません。好きは好き、妥協は妥協、無理は無理です。
頭脳・能力は論理脳の欲求ですから許容範囲があります。例えば、旧3Kには高学歴というスタンダードがありましたが、東大卒なら良しというスタンダードは私にはありません。私にとっては、何か国語がネイティブかということの方が優先します。
論理脳が欲求する頭脳と能力も重要ですが、私は、女が本当の幸福感を満喫するために肝心なのは本能と感情脳の欲求がすべて満たされた時だということを初めて体験しました。
彼の容姿・性格・人柄が、私の本能と感情脳の欲求にピッタリ一致したことによって生まれて初めてこの上ない幸せに浸ることができました。
だから、彼と一緒にいるだけで幸福感に包まれます。彼を見るたびに幸せになります。話すたび触れるたびに幸せになります。仮に、彼と二人で方丈の庵で暮らして余生を全うするとしても私の心は幸福感で満ちていると思います。
晃さんが、『結婚』の中で書いている、
恋人への想いが「好き」とか「愛してる」じゃなくて、「好きで好きで仕方がないくらい好き」とか「愛しても愛しても愛しきれないほど愛してる」とか。。。だから、一緒にいるだけで幸福感が満ちるのだと思う。
というのが、お互いの本能と感情脳の欲求がピッタリ合った情態であり、お互いに無償の愛を受け与えるベストな関係だと考えています。だから、彼が言うように、結婚、それは人生のパラダイスになります。
それは理屈ではなく男女の交わりによって起きた Chemical reaction(化学反応)としか言いようがありません。
We have great chemistry.
相性の良し悪しは男女の交わりによる化学反応によって決まる。
相性=Chemistry
どうでしょうか?
私が、恋人との相性という意味なら Chemistry という単語はピッタリだと思うと言った理由をお分かりいただけたのではないでしょうか?
最後までお読みくださり本当にありがとうございます。今日の記事はいかがでしたか?私の父は日本人で母はドイツ人です。父の仕事の関係でドイツで生まれ国籍は日本とドイツの二重国籍、8歳からアメリカ、ドイツ、イギリス、日本で育ち、アメリカの大学を卒業しました。私のネイティブはドイツ語・日本語・英語・ラテン語で主にドイツにいましたが、昨年7月に日本に来ました。これからも時間があれば投稿するのでよろしくお願いします。
それでは、皆さんごきげんよう。
エムケイコンサルティング Rumi♡
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