こんばんは、アキラです。
今、午前3時半、モスクワの南にあるトゥーラにいます。こちらの仕事も終わり予定通りなら夜のフライトで帰国します。
今からお話するのは、ボクの恋人、今そして未来永劫の伴侶との不思議な話です。9時間前、お互いにそれを確信しました。
ボクは 日向 晃 28歳、
note に投稿することもなく、さほど興味もなく、たまに何気に見る程度でした。3週間ほど前、ある女(ひと)の note の記事に目がとまりました。
読むでもなく、なんとなく… なんとなくコメントしました。
返ってきたコメントの品性が好き、誰かと似てる… 誰?
数回見ているうちに彼女とのやり取りが始まり、勝手に彼女のイメージが浮かび、喋り声が聞こえ、表情が見える? ボクの頭が壊れた??
この女(ひと)知ってる… え、誰?
記事で、彼女の身長は165㎝だと知ってハッ!と気づきました。
ボクが25歳の時、いつも夢に出てきた女(ひと)がいました。
連夜だったり、時々だったり、でも同じ女(ひと)でした。
いつもボクと二人で嬉しそうにハシャいでるのですが、気がつくと横にいたはずの彼女が少し離れたところで目に涙を溜めてとても悲しそうにしているので何度理由を聞いても言わなくて、ボクが堪らなくなって抱きしめて教えてほしいと頼むと消えてしまいます。ボクが泣き叫びながら必死で彼女を探し回っているところでいつも目が覚めました。
その彼女が、いつも自分で身長165㎝29歳って言ってたんです。
身長165㎝という文字を見た瞬時に夢の彼女だと閃きました。
それからは、無意識に、まるで長年つき合っている恋人に話すようなコメントをしていました。お互い何も知らないのに彼女も同じようにコメントを返してくれました。
二人にしか分からない方法で、まるで恋人同士のように交信しました。
不思議でした。まるでパックに魔法をかけられたように、二人は惹かれあいました。
ダメだ、もう会うしかない、会えばすべてがハッキリする、会ってすべてをハッキリさせる。
ボクはそう決めました。彼女もそうしたいはずだと思いました。
でも同時に、困惑する繊細な彼女が見えました。
彼女は結婚していました。
二人が思い通りにすれば必ず犠牲者が出ます。
ボクは一晩自問自答し続けて答えを出しました。
今は奪わない。でも、先は分からない。
先日、彼女が、29歳の時が一番苦しかったと話しました。
夢の中の女(ひと)が言っていた年齢です。その時は、怖くなって話を中断しました。
自分の気持ちをハッキリさせるために、夢のすべてを話した後で聞きました。
一番苦しかった29歳の時って3年前?
「そうなの、私が一番辛かったのは2019年、コロナが流行りだす直前までが一番きつかった。その時は離婚の話し合いもしていたし、自暴自棄になってた。」
「消えた後、いつもボクは泣き叫んで彼女を探しまわって目が覚めてたんです。いつも消えるのが不思議でならなかったんです。いつもボクの手の中から消えた理由は、その時には彼女の居場所が決まっていたということですね。」
26歳になった年のクリスマスデートに誘われた彼女とつき合うようになってから夢に現れなくなった大好きだった女(ひと)が彼女かもしれない。
26歳の時つき合っていた彼女と結婚しなかったのは、ボスの話を聞いたのもある、でも、夢の中の女(ひと)がボクの理想のパートナーだと思っていたのもある…
でも、二人で決めた。犠牲者が出るから止めようと。
でもボクは彼女にプロポーズした。
何百年後か分からないけど、自由な二人が逢ったら、今度はずっとボクと一緒にいてほしい。
この話を信じない人もいると思います。でも本当の話です。それも昨夜の話です。この不思議な話をたとえ誰も信じなくても、この世の中にたった一人だけすべてを分かっている女がいます。
彼女のためにこれを書きました。