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虚心坦懐にカオスの世界を生きる|2001年9月11日私の運命のオペレーターは寸分の狂いもなく私を日本に連れ帰った

21年前の今日、2001年9月11日の朝ET8:46am、アメリカ同時多発テロ事件が起きた。アメリカ合衆国に対する4つの協調テロ攻撃があり、ブッシュはテロ攻撃はイスラム過激派テロ組織アルカイダの犯行だと発表した。

2001年9月2日に日本を発った私は、ラスベガスとビバリーヒルズでの商用を済ましフロリダで休養していました。

もし事件直前のスケジュール変更がなかったら、9月11日にワールドトレードセンターの近くで行われる会議に出席する予定でした。

こんにちは、良仁です。

2001年9月11日アメリカ同時多発テロ勃発。事件の前から見えない運命の糸に操られた一連の不思議な記憶は今も覚えています。

9月11日午前9時からの会議に出席するために開始時刻の少し前にワールドトレードセンター近くの会議場所へ行くはずでした。

しかし、見えない運命のオペレーターに操られた私はパスポートの帰国スタンプのとおり日本時間9月11日の夜、ちょど事件が起きた時刻に日本の自宅に帰り着きました。

アメリカン航空11便がワールドトレードセンターのノースタワーに激突したのは 東部時間8:46am(日本時間9:46pm)でした。

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パスポートの出入国スタンプ
出国9月2日 帰国9月11日

ただの成り行きだと思っていたことが後から考えると因果応報、一連のストーリーとして展開していたと思わざるえないような不思議な体験を私は数知れずしました。

老子は、人生における生と死は同じサイクルの中にあり、人が生死にかかわる出来事に遭遇した時に生きるか死ぬかは紙一重であり、その人に死がつけいる隙があるかないかで決まると説いています。

老子は、人は心身が整った壮年期をしきりに動いて死に近づくといいます。仕事へのこだわり、自己実現へのこだわり、人生へのこだわりが、心身が整った壮年期に強くなると教えています。

荘子は、徳充符篇の中で人間の内面的な徳について述べています。

自其異者視之 肝胆楚越也
自其同者視之 万物皆一也

その異なるものよりこれを視れば肝胆も楚越なり
その同じきものよりこれを視れば万物も皆一なり

すべての物は異なると見れば、どれ一つとして同じものはない。
すべての物は同じだと見れば、万物は皆一つである。

私の座右の銘に虚心坦懐という言葉があります。

心にわだかまりを持たず残さず常に平静であること

21世紀、私たちはカオスの時代に生きています。世界中で耳目を疑う出来事が次々と起きています。

それでも、

天網恢恢疎にして漏らさず

この世に悪が栄えた試しはありません。虚心坦懐にカオスの世界を笑って生きましょう。(笑)

良仁