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【詩】孤独の乗数

「歯の矯正している間だけ付き合おう」

と、貴方は言いました

貴方が私に与える存在の緩やか窒息感

細長く続く絶望の尾ひれ

「嫌いです」と、私は言いました

捻じ曲げられた接点に尽くすのが

言葉なのでしょうか?

今日も海は白いのです。


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