【詩】私とつがいのぬくもり
貴方の視線を吸い込みすぎて
私は沈黙と共に溺れる
四百年あとの約束なのに
回遊し続ける過去は
間違いを起こしたの?
これは飲み込まれた未来なの?
吐き出された未来なの?
それとも思い出した未来なの?
嘘と感じる鈍さと筋張った影の味
朽ちてゆく標準形式の生命には
雲と氷とオイルの匂いが残る
私はその夜
暗闇で立っていることが
できなくなってしまいました
取り返しのつかないこと
なのでしょうか
大丈夫だよ
きっとね
優しければいいよ
骨は痛みのないまま
皮膚となります
私は埋め