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#Muse

最近聴いているアルバム2024.08

来週から怒涛のリリースラッシュ・レビュー祭りになるので、少し早いけど投稿。 どのバンドもなぜかスネアの録音が軽すぎること以外は、1996〜2002年頃のイギリスのロックはやっぱ最高だなと改めて思う。後追いの自分からすると、ブリットポップより遥かに良いバンドとアルバムがたくさん出ていた。 Longpigs 『The Sun Is Often Out』 (1996)切なく胸を抉るタイムレスな名盤。ボーカルもギターも叫んだりは一応しているけど、本質は明らかにメランコリックな歌も

最近聴いているアルバム2022.07

Washed Out 『Within and Without』(2011) チルウェイヴというより、ドリームポップとしての傑作だと思っている。当時はBeach House『Bloom』やWild Nothing『Nocturne』などドリームポップの傑作が出ていてそれらと同列に聴いていたが、群を抜いて好き。なのにそれらより振り返られることが少ないのは、チルウェイヴという短命なムーヴメントの代表作みたいに思われてる弊害だと思う。 ベッドルームの閉じたメランコリーと時間感覚が

最近聴いているアルバム2022.06

The Cure 『Faith』 (1979) 自分にゴシックの美学を叩き込んでくれたアルバム。周りの人間が次々死んでいくが、自分にはなぜか死神はやってこない。ただただ死ぬまで生かされている。自分はどうすればいいのか?その苦悶が反映されている。私の中ではJoy Division『Closer』よりも高い位置に屹立する傑作。 Noah And The Whale 『The First Days Of Spring』 (2009) フロントマンの失恋(Laura Marli