地方のスモールビジネス備忘録。
地域密着で経営支援を行う中で感じたことや思ったことなど、地方スモールビジネス目線の備忘録です。
その情報は。
起業の心理的ハードルが下がり、地方でも起業への関心の高まりを日々実感しています。
それに応じて、自分で事業を始めたけど思ったような結果が出ないという悩みも増えているのかなと思います。
勉強熱心かつ行動力のあるような方でも、色んな方法を試しても結果に繋がらず、ひたすら頑張ってしまうことがあります。
こんなとき、地方のスモールビジネスでは勉強のやり過ぎがむしろ原因になっていることがあるような気がします。
ブランディングや差別化、SNSによる情報発信が大事など、全くその通りなのですが、このような一般的なノウハウをそのまま地方のスモールビジネスに当てはめてしまうと、本やネットの情報どおりの結果にならないことがあります。
世の中のビジネスに関する情報の多くは大企業目線なので、そのような情報やノウハウをスモールビジネスで活用するのは注意が必要です。いったん抽象化して、情報やノウハウの勘所を抑えたうえで自分の事業に適用するという変換作業が必要になってしまうからです。
また、そういった情報には、わざわざ「大企業目線の」とは書かれていないため、「中小企業のための」とか「小さな会社の」とか書いていない場合は、情報の受け取り側が注意する必要があります。
様々な情報が簡単に手に入るため「正解」が無数に入手できるのは心強いですが、さきほどのように「誰のための」正解か、わざわざ書いていないことが多いことを意識する必要があるのかなと思います。
「誰のための」を意識することさえできれば、無数の正解から「自分のための」正解を選ぶことはそれほど大変なことではなくなるので、情報の取捨選択も気が楽になります。
スモールビジネスに関していえば、まずは「自分はスモールビジネス」と自覚したうえで、誰の目線かを意識して情報を選んだり、情報の受け取り方を変えることで、自分の事業に活かせる可能性が生まれるかもしれません。
以上、本日の備忘録でした。
ごあいさつ
最後までご覧頂きありがとうございます。
当社は岩手県にて地域密着でやっていましたので、ぜひ他の都道府県の方の感想や意見、お話を伺ってみたいと思っています。
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