コンサドーレ札幌歴代ベストイレブン(日本人のみ)を本気で考えてみる
3年ぶりくらいにnoteを書いてますゆーたです。
さて、今日書く内容についてですがタイトルにもあるように
コンサドーレ札幌
歴代ベストイレブン(日本人)
を考えていこうと思います。
注意して欲しい点はあくまで個人的な意見なので、「なんで◯◯が入ってないんだよ!」とか批判的なコメントはご遠慮ください🥹
そして選出させて頂く選手は僕がコンサドーレのサポーターになってから在籍した選手、つまり2004年以降に限らせて頂きます。なので最初に言っておくと今野選手や山瀬選手、野々村選手や播戸選手は入ってません。ご了承ください。
ちなみにフォーメーションは3-1-4-2
FW FW
MF MF MF MF
MF
DF DF DF
GK
って感じでいこうと思います。
んで外国人選手をアリにしたら半分くらい埋まっちゃいそうなので日本人縛りにしました。4トップでダヴィ、フッキ、ジェイ、ロペスとかになりそうなので笑
それでは早速ゴールキーパーから。
GK 髙原寿康(2005~2012)
ここは最後まで菅野と迷いましたが、個人的にはやっぱり髙原なのかなと。
反応の良さを活かした至近距離からのシュートストップや左足のフィード、コーチングなど持ち味がたくさんあり安定感が凄かったですね。強いて言えばハイボールは特別強いって訳ではなかったかな。
一度契約解除になりましたが練習生として再スタートしてからもう一度契約を勝ち取り、暫くの間2nd、3rdキーパーでしたが自身の努力により2009年の後半、ようやく正ゴールキーパーの座を獲得した苦労人です。
2010年は彼がいなきゃ割とマジでJ2最下位とかでもおかしく無かったと思います。それくらいすごかった。特に印象深いのはドームの千葉戦ですかね。本当に神がかってました。またPKにも強く、2009年には2試合連続でPKを止めるという偉業を成し遂げました。(2試合連続でPK与えるな)
そんな中2010年の徳島戦で右アキレス腱断裂。試合復帰まで1年10ヶ月かかりました。
「不屈の男」といえば深井選手が思い浮かぶ人も多いと思いますが、個人的には髙原選手のイメージも強いです。
復帰した時の髙原コールと弾幕は今でも忘れられないし、大好きな選手でしたね。
そういうエピソード込みでもここは髙原選手を選出しました。
右CB 田中駿汰(2020~2023)
ここの位置は加賀健一と迷いましたが、田中駿汰選手を選びました。
田中選手のあの落ち着きというか余裕さというか、退団してからより凄さが分かった気がします。安定感がすごいしミスも怪我も少ない。ここ数年の札幌を支えた選手の1人です。
正直すぐ移籍するんだろうなと思ってましたが、予想以上に在籍してくれました。移籍先がセレッソ大阪っていう点が若干もどかしいですが、さっさと活躍して海外に行って欲しいです。
CB 山下達也(2011)
3バックの真ん中は山下選手にさせて頂きました。ちなみに他に迷った選手は曽田雄志、河合竜二、岡村大八の3人です。
山下は1年間だけの所属でしたし未だに色々と因縁がありますが、能力的にはやっぱり素晴らしいものがあったと思います。個人的にCBで最も大切なのは「安定感」だと思っているんですが、この言葉が似合う選手は山下とチョソンジン(2013年所属)の2人だと思ってます。
DFとしての能力はどれも素晴らしかったですが、特に高さを活かしたヘディングはすごかったですね。負けてるところをほぼ見たことない気がします。セットプレーでもよくターゲットになってました。2012年に山下を残留させ、ホスンが怪我をしなかった世界線も見てみたい気がします。
左CB 上原慎也(2009~2017)
ここは福森選手と迷いましたが、2013~2014年にかけての上原選手のプレーを忘れることができないので今回は上原選手にしました。
CBの選出だけどガンガン上がって欲しいです。
上原選手は2009年沖縄大学から加入すると9年間札幌でプレー。186センチの高さを活かしたヘディングと50メートルを5秒台で走る爆発的なスピードが持ち味でした。サイドバック転向前は劇的ゴールを数多く決めていたので、その勝負強さも魅力のひとつです。
先ほども書きましたがサイドバックの上原選手のダイナミックなプレーは多くのサポーターの印象に残ってるんではないでしょうか。あの身体能力+ガンガン仕掛けるプレースタイルは相手にとって厄介だったと思います。
一番印象に残ってるのは2011年の横浜FC戦。
あのヘディングでのゴール、一体どのくらい飛んでいたんだろう…。
アンカー 宮澤裕樹(2008~現在)
ここからはMFです。
1ボランチにしていますが選出はもちろんこの選手。俺らの10番宮澤裕樹です。コンサドーレを語る上では絶対に外せないですね。まさにミスターコンサドーレです。クラブ歴代最多出場記録を更新中。
今ではすっかりボランチやCBが本職ですが元々はFWとして加入しました。北の大砲と呼ばれ、世代別の代表にも選ばれていました。鹿島など他のクラブのオファーもありましたが札幌を最終的に選んでくれました。
ボランチになりたての時は批判の声もかなりありましたが、歳を重ねるに連れ本当にいい選手になり、豊富な運動量、セカンドボールの回収、危機察知能力の高さ、ゲームの流れを読む力、本当に全ての能力が高い選手です。
印象深いのは2010年のドーム千葉戦、FWで途中出場し、終了間際に砂川選手のクロスをダイビングヘッドで決めたシーンです。あんなに喜びを爆発させる宮澤選手は見た事が無かったのですごく新鮮でした。千葉戦の前の試合で昇格の可能性が無くなり、厚別がカオスだったのもすごく覚えています。それもあり尚更この千葉戦は今でも特別な試合です。
宮澤が現役のうちに、何か一つタイトルを取りたい。優勝カップを掲げて貰いたいです。
RWB 金子拓郎(2020~2023)
右サイドは金子拓郎選手です。
他に迷った選手は駒井善成、藤田征也でした。
ここはきっと満場一致で金子ではないでしょうか。特に去年の金子は誰にも止められなかったし、縦にも中にも行けるから相手からしたらめちゃくちゃ厄介だったと思います。2種登録や1年目の最初の方はシャドーでプレーすることが多かったですが、サイドに専念した途端マジで化けたと思います。とりあえず金子に預けりゃなんとかなるって選手もサポーターも思ってたんじゃないでしょうか。
現在はディナモザグレブに所属しており、試合は見れてないですけど結果も残してるみたいなので今年中には代表に入って欲しいですね。
LWB 岡本賢明(2007~2013)
左サイドは岡本賢明選手です。
ここは西谷選手、菅選手と迷いました。
岡本選手は独特のリズムで仕掛けるドリブルと意外性が持ち味でスーパーサブとしても活躍し、キャラクター的にもサポーターからとても愛された選手です。どうしても2009年の膝の大怪我が無ければ選手としてどこまでいけてたんだろうといつも思ってしまいます。
2007年のアビスパ福岡戦で決めたプロ初ゴールや、2011年のヴェルディ戦で決めた2ゴールもとても印象に残っています。が、一番はやはり2007年の京都戦。石井選手からのパスをダイレクトで左足で決めたあのゴールを思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。あの時のドームの雰囲気は異常でした。あれを超えるドームのどよめきはこの先あるのかな…。
現在はロアッソ熊本U-18の監督を務めており、いつかトップチームの監督として札幌ドームに乗り込んでくるのをとても楽しみにしています。
MF 砂川誠(2003~2015)
トップ下1人目は砂川誠選手です。
これは文句なしの選出だと思います。
僕がサポーターになる前からコンサドーレに在籍していた砂さん。スタメンでもサブからでもしっかり仕事をこなし、鋭い切り返し(スナイフターン)や両足から繰り出される正確なキック、意外性溢れるプレー、そして直接フリーキックの精度が持ち味のアタッカーです。そして砂さんは何気にスーパーゴールが多いイメージもあります。厚別大宮戦で決めた胸トラップからのミドルシュートや草津線のオーバーヘッド、2009年のアウェイ鳥栖戦で決めたハーフボレーなどなど。やはり在籍が長いと色々な事を思い出します。
印象深い試合はやはり2010年の最終戦。
契約満了をリリースされ、砂川選手自身ラストゲームとなった試合で直接決めたフリーキック。あれを覚えてない人はいないと思います。ただ、シーズンオフに札幌から再契約の提示があり結局その後5年間プレーしてくれました(笑)
現在はトップチームのコーチをされており、いつか監督としてコンサドーレを率いて欲しいなと個人的には思っています。
MF 上里一将(2004~2016)
トップ下2人目は上里一将選手です。
上里選手は2004年、沖縄県宮古高校から加入。その後2016年まで長くコンサドーレで活躍しました。武器はなんといってもその左足で、何度もサポーターを沸かせたスーパーレフティーです。特に2004年の天皇杯千葉戦で決めたミドルシュート、福岡戦の65メートルのロングシュート、当時柏に在籍していた菅野から決めた40メートル越えの無回転フリーキックは今でも語り継がれています。
また2009年にはクラブ史上最年少、そして生え抜き選手としては初のキャプテンを務めました。レンタルから復帰した2013シーズンの上里は当時のJ2では頭ひとつ抜けており、夏にJ1クラブからオファーも届きましたがこれを断る札幌愛も見せてくれました。正反対の沖縄からの生え抜きということで、なんだか特別感もありサポーターからもとても愛された選手でした。
コンサドーレだけじゃなくJリーグ歴代で見てもここまで左足の威力がすごい選手ってなかなかいないんじゃないかな。上里は苦しかった2008年の希望の星でした…。
現在はFC琉球アカデミーロールモデルコーチとして活躍しています。
FW 都倉賢(2014~2018)
FW1人目は都倉賢選手です。
正直移籍の仕方といいキャラクターといいあまり好きではないんですが、貢献度や成績的にやはり入れないとダメだと思い選出しました(笑)
絶対的な高さ・強さを武器にしたまさにストライカーで、現在も歴代コンサドーレで通算得点数1位の成績を残しています。2014年に海外移籍に失敗して帰国した際、空港で三上GMが待っていたという話は有名ですね。加入後はゴールを量産し、その熱さで何度もサポーターを魅了した都倉選手。一番印象に残っているのは2016年の清水戦、首位攻防戦でロスタイムに決めたあのゴールです。あれがチームをより波に乗せてくれたし、あの年のターニングポイントだったかなと思ってます。
まあサポーターにはわからないことも多くあると思うけど、それでもやっぱり札幌に残ってれば良かったのにって今でも思っちゃいます。
FW 内村圭宏(2010~2018)
最後の1人、FWは内村圭宏選手です。
これも満場一致じゃないかな。
うっちーはとにかく昇格を決めるゴールを決めてきたし、苦しい時代を支えてくれた功労者だからきっと好きな人も多いと思います。今でもコンサドーレのエースは内村ってイメージが強いです。
一瞬の速さ、動き出し、90分点を取るためにひたすら要求してるところ、サッカー以外何も考えてなさそう(褒めてます)なところが大好きでした。選手として一番いい時期にコンサドーレを選んでくれてありがとう。
2011年のFC東京戦と2016年のフクアリで決めたゴールは有名すぎるのであえて違うことを挙げますが、2013年の負ければプレーオフの夢が絶たれるという中でキーパーからスライディングで掻っ攫って決めたあの泥臭いゴール。あれほんとに好きなんだよなーーー。苦しい試合展開、あの時間帯で決めた勝負強さ、ただただゴールを取ることを考えていたからこその集中力、エースの意地、、、色んなものが重なって決まったゴールだったと思います。
うっちーがいなければ今のコンサドーレは絶対無かったな。知らないサポーターにもこれは分かって欲しい。今のコンサドーレにもうっちーみたいなエースストライカーが欲しいです。
ということで11人を改めてまとめると…
内村圭宏 都倉賢
岡本賢明 上里一将 砂川誠 金子拓郎
宮澤裕樹
上原慎也 山下達也 田中駿汰
髙原寿康
って感じになります。普通に強そう。
冒頭にも書きましたが、あくまで個人的な意見です。皆さんも是非考えてみてください。
正直4バックだったらまた色々変わりそう…。
てなわけで唐突に考えたベストイレブンの発表は終わりたいと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました。
またなにか書きたくなったら更新します。
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