Piano Duo framboise リサイタル~4手連弾の饗宴~(2019/5/25)
『Piano Duo framboise リサイタル~4手連弾の饗宴~』に伺いました。(2019/5/25@サントリーホール ブルーローズ)
ピアノ連弾ユニット"Piano Duo framboise (デュオ・フランボワーズ)"は遠藤 夏季さんと中川 彩さんによる2015年結成のデュオで、これまでに第17回大阪国際音楽コンクール連弾部門 最高位を受賞、第5回寝屋川市アルカスピアノコンクール1台4手連弾グランプリ部門にてグランプリならびに寝屋川市長賞を受賞し、現在、東京と神奈川を中心に活動しています。
プログラムはカプースチンのシンフォニエッタ、A. ローゼンブラットの2つのロシアの主題によるコンチェルティーノ、リストのハンガリー狂詩曲 第2番、E. ドホナーニ(ブランツ=バイス編)のピアノ五重奏曲 第1番より第1楽章でした。
なじみのない楽曲もありましたが、デュオ・フランボワーズの演奏はそれぞれの曲の魅力を高い技術、アナリーゼ、曲への敬意を込め、余すところなく伝える好演を繰り広げました。プログラムに「私たち演奏家は作曲家が残してくれた素晴らしい作品を世に広めるという役割を担っているからこそ、隠れた名曲を演奏して作品の素晴らしさをより多くの方に伝えなければならないと思った」と書き記されていました。この言葉の通り、その使命をはたした素晴らしいコンサートでした!
※ Piano Duo framboiseのCD発売中!
皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!