月命日

今日で父が亡くなってから1ヶ月が経った。

母に今日は、月命日だからお墓に行きたいと言われていたが、今月あまりにも仕事を休み過ぎていて休みづらく、昼間に行く事は断っていた。

ただ、私の職場が父のお墓に近い事を思い出し、急遽仕事上がりにお墓に行こうと思い立ったので、うまく母に伝わらなくて、結局仕事の後、1人でお墓に行く事になった。

『う〜ん😓夜のお墓に1人で行くのか〜』

と、少し心細くなったが、え〜い。ままよ。

と思い、すっかり夜になった墓に1人で行く事にした。

行く前に西友でお花を買った。

お花屋さんに、『これからお墓に行くんです』と伝えたら、『あの辺は道が暗いから気をつけて』と言われ、思わず『え(´⊙ω⊙`)』と声が漏れてしまった。

すっかりビビりながらの道中になってしまった。

行くまでは車の交通量の多さなのか、大通りを歩きながらなのか、向かい風が強く、なかなか進まず、ゆっくり、ゆっくり歩いた。

父が無理して来なくて良いと言っていたのだろうか。

墓に着くと、事務所は既に閉まっていたが、父のいる?これから入る?(49日まではお寺にお骨を預かってもらい、終わったら墓に入る)永代供養墓は、明るく電気が灯いていた。

お花をいけ、チーンを鳴らす時、頭上の布製の屋根が、風で、バサバサバサ

と揺れた。

そのいちいちに、ヒー( ;∀;)!と思いながらも、

何を思ったのか、『お父さん、来たよ〜!』と気丈に話しかけてみた(笑)


勿論、誰も居ないし、反応も無い。

沢山のお地蔵さんと、お墓の前で気分が恐怖と共におかしくなったのか、

『お父さん、土曜日に、お母さん達来るからね〜』とか、『お墓の皆さん、これから父が入りますので宜しくお願い致します❗️』とか。

まあ、誰も居ないのに、割と大きめの声で話して来た😂

なかなかのクレイジーさである。


母が、永代供養墓に、父と一緒に私達も墓を買ったので名前のプレートが出来たと言っていたので、それも見てきた。

さすがに夜の墓だし写真は控えたが、父の名前は戒名になっており、私達の名前は、苗字は黒字、名前は赤地になっていた。それが、まだ健在の印らしい。家族4人揃っていた。

少し夜の墓を堪能した私は墓に一礼して、墓を後にした。

帰り道、すっかり怖さが消えていた。何ならまた気軽に行こうかな位に思ってしまった。

帰り道は、すっかり風も止んでいた。

夜の1人お墓ツアー(月命日)は終了した。

ありがとうございます(^O^)✨ 嬉しいです😊