世界難民の日 -2024.05.24-
6月20日は、世界難民の日です。
昨日見ていたTVで、今年発生した能登半島地震で被災した大学生が、
「実際に被災してみないと、被災者の気持ちはわからなかった」とコメントしていました。
重い言葉だと感じました。
実際に自分の身に起きてみないと、地震による被災も、自然による被災も、
戦争による被災も、そして難民になってしまうことも、正直わからないと思います。実感として。
現在世界では、1億1,000万人を超える難民、国内難民の人々がいて、これは世界の73人に1人が難民ということです。
小学校の1クラス35名だとすると、2クラスに1人は難民の子どもがいるということです。
難民とは、1950年UNHCR事務所規程、1951年難民条約、1967年難民議定書において、人種、宗教、国籍、政治的意見または特定の社会集団に属するという理由で、自国にいると迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れ、国際的保護を必要とする人々と定義されています(厳密な定義は難民条約の第1条A(2)を参照)。https://aarjapan.gr.jp/ より引用
また、国内難民は、「国内強制移動に関する指導原則」では、「特に武力紛争、一般化した暴力の状況、人権侵害もしくは自然もしくは人為的災害の影響の結果として、またはこれらの影響を避けるため、自らの住居もしくは常居住地から逃れもしくは離れることを強いられまたは余儀なくされた者またはこれらの者の集団であって、国際的に認知された国境を越えていないもの」としています。https://www.savechildren.or.jp/ より引用
悲しいかな、難民は全世界にいます。
アジア、アフリカ、ユーラシア、アメリカ・・・・
どの大陸にも
能登半島地震で被災した大学生のコメントがひびく、
「実際に被災してみないと・・・」
地震はどうすることも出来ない、けれど温暖化による自然からの脅威は、
わたしたち人間が努力すれば変化をもたらす事が出来る。
戦争や紛争は、もうこれは逃れようのない、人間によるもの。
少なくとも民主主義の国で生きているわたし達は、国の代表を選ぶ事が出来る。だから、だからこそ、国民の1票は重いと思う。
戦争や紛争をなくせるのも、難民をつくらないのも、この1票が大事なんだと思う。
今、わたしができること
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