もっと売るための勉強時間をつくるための時短術。
こんにちは。
minneでハンドメイド作家をしている
デザイナーのトクダです。
自己流で模索しながら、
作家歴2年で月の売上550,000円を達成しました。
このノートでは、
売り上げを出すことができた
私の頭の中をお見せしています。
売り上げが伸び悩んでいる
ハンドメイド作家さんのヒントになると嬉しいです。
私は4歳の子供を育てています。
作家活動を始めたとき、
息子は1歳半でした。
産後の体調不良がひどかったので、
家事、育児、療養(半日はベッドの上)、作家活動。
いつハンドでメイドするの?というくらい、
少ない時間でminne作家として活動していました。
作家活動時間は平日の1日4時間。
少ない時間での活動を通して、
売り上げを出すために
ハンドメイド作家に必要だと感じた
時短術のお話をしたいと思います。
私はハンドメイドをビジネスだと意識して
取り組んでいます。
過去の会社員時代に
身に着けた仕事の仕方を
ハンドメイド活動にも取り入れています。
私がハンドメイド活動をする上で、
時短につながる業務をまとめました。
要は、段取りが全て!って内容になっています。
このノートを読みながら、
業務改善について考えてみませんか?
辞書登録をする
携帯、パソコン、iPadとあらゆるデバイスに、
辞書登録をします。
それぞれのデバイスによって
辞書登録野の仕方が違うので、
「android 辞書登録の仕方」等
ご自身で検索してくださいね。
さて、私が登録するのは以下の内容です。
☑ブランド名
大文字小文字、露出する際の文言を統一します。
☑minneのギャラリーのURL
☑InstagramのURL
☑Instagramのアカウント(@〜※半角)
☑twitterのURL
☑minneの推し商品ページのURL
☑リットリンクのURL
☑メールアドレス
☑住所
☑商品説明でよく使う言葉
☑誠にありがとうございます。(あり、と打つ)
☑おはようございます。(おは)
☑こんにちは。(こん)
☑いつもありがとうございます。(いつもあ)
☑いつもお世話になっております。(いつもお)
☑どうぞよろしくお願いいたします。(よろ)
☑お問合わせいただき、ありがとうございます。
(おとい)
「この言葉、よくうってるな」と思ったら、
どんどん辞書登録をしましょう。
作業はまとめる
あれを出して、これをしまって、次の作業。
しまったり出したりする時間がロスです。
こまこま変えず、
「今日はこの作業をする!」と決めたら、
無心で作業します。
もちろん休憩やメール対応も合間にしますが、
無心でやります!
例文を作る
お客様とのやり取りに
時間がかかっていませんか?
私は丁寧な文章をつくることが
とっても苦手です!
いくつかの定型文を自分でつくって、
あとはコピペと名前の修整のみ。
私がハンドメイド販売をしていて
よく使うメッセージの定型文をまとめます。
☑はじめてご注文頂いた方へのお礼
☑2回目以降のご注文頂いた方へのお礼
☑ご注文に不備がある方へのご注文のお礼
☑お礼メッセージの返信の返信
☑発送のご連絡
☑発送のご連絡メッセージの返信の返信
☑お問い合わせ
☑発送トラブルの連絡
☑商品トラブルの確認と返信
☑商品到着の連絡の返信
こんな感じでパターン化されています。
ご注文の不備や商品トラブルの確認も
パターン化されているので
定型文はもう少し増えます。
ビジネス文章を作るとき、
私の頭の中はブライダル会場のスタッフになりきって
メッセージの定型文を作っています。
ハンドメイドは個人が販売をしているので、
お客様が他のお店と比較したときに、
しっかりしたメッセージが届くと
安心してもらえます。
時間がかかりますが定型文はしっかりつくり、
修整を繰り返して
自分の納得のいく定型文を作っていきましょう。
時間を把握する
商品を受注してから発送までの
一連の作業の時間を
計ったことはありますか?
一度、終始作業中の動画を撮ってみてください。
そしてその動画を確認し、
どの作業にどれくらい時間がかかったか
書き出します。
なーんか、時間がかかってしまうんですよね。
どうして時間がかかるのか。
どうしたらタイムを削減できるのか。
この時間を把握していると、
なにかトラブルがあっても
その場で最速スケジュールを把握できます。
大量注文があっても、
現実的なのにスケジュール交渉が
スムーズにできます。
一番時間がかかる作業は?
時間を把握したら、
一番時間のかかる作業はなんでしたか?
それは本当にその方法でやらないと
いけないのでしょうか?
以前、私は、お客様に手書きのお手紙を
書いていました。
この時間がかなりロス!
お客様への思いが溢れて、
便箋にびっしり書いていた手紙ですが、
意を決して、
想いをペーパーアイテムとして
印刷物に変更しました。
ひとことメッセージを手書きにすることに。
この時間短縮により、
売上55万円を達成することができました。
売上げを上げるには
上げる準備をしていないと上がらないと
実感した瞬間です。
外注で改善することはないか?
私は商品の取扱書を同封しています。
白黒コピーを小さく折ったシンプルなものです。
私にとってそのサイズに折るということに
意味を持って作業しています。
この紙を折る作業が地味に無駄。
私が次に時短に踏み入れるとするならば、
この折るという作業です。
ハンドメイド作家として綺麗に折りたい。
改善するならば、
私の中では3パターンあります。
多分、近々③に踏みいれる予定です。
折るオプションが高い…と感じても、
②「人を雇う」を検討して、
③「オプション付外注」を選ぶ
判断ができました。
まだ売上がまとまっていない場合は
外注を考えられないかもしれません。
でも、いつminneで取り上げられて
いつ大量注文がはいるかわかりません。
常に仕事をよりよくすることを
考えるくせを持ってくださいね!
主導権は私
お客様とのメッセージに
時間を取られていませんか?
ついつい気を遣って「いかがいたしますか?」と
相手の出方を伺っているのであれば、
主導権を掴むようにしてください。
するーん、とやりとりが進みます。
主導権を掴むことは
特にオーダーのお仕事を受けるときに
役立つことだと思います。
主導権を持つ意識は、
空間デザイナーをしていたときに
仕事をいくつも回している大先輩から
教えてもらいました。
「追われる仕事は振り回されて苦しいだけ。
追いかける仕事はスケジュールを自分で組める。
だから主導権を掴もう。」
ハンドメイド作家として使えるシーンを
考えてみました。
条件を先に伝えたり、、、
「○日の△時までにご返信いただけたら、⬜︎日の発送が可能です」
オプション外の仕様を求められたときに
オプション価格を前もって伝えたり、、、
「オプション以外のお色の対応も承れます。
500円の追加料金で添付画像からお選びできます」
注文時の情報に不備があったら、、、
「ご返事いただいてから○日後に発送いたします」
色味を選んでもらうときに選びやすくしてあげたり、、、
「①色は優しい印象になります。
②は元気な印象になります。
ご友人へのプレゼントとのことですので、
20歳の女性には①が人気なためおすすめです。
ご検討ください」
お客様を0から悩まさず、
選んでもらう。
締め切りやスケジュールは先に伝える。
これだけで
「あのお客様から返事が来ないけど大丈夫かな(そわそわ)」
と不安になりません。
色のセミオーダーを受けるとき。
もし主導権を手放して
「お色はどんな色がお好みですか?」と
抽象的な対応をしていた場合。
「くすみ系のピンクがいいです。寒色系よりがいいです」なんて
お客様のこだわりの色に対して
「この色ですか?こちらですか?」って
サンプルを用意したり面倒な作業が増えてしまいます。
主導権を握るなら
「お色は赤、青、黄から選べます」と
選択肢を絞ってあげましょう。
お客様がどーーーーしてもこだわりたいお色ならば
特別に対応すれば
とーーーっても喜んでくれるはずです。
同じものを作ることになっても、
お客様の喜び度が変わってきます。
負担のない作家活動だからこそ
続けていけるんだと思います。
SNS発信のフォーマットを作る
Instagramのストーリーや投稿も
デザインのフォーマットを作っておきます。
文字を変えるだけ。
色を変えるだけ。
写真を変えるだけ。
ちょっとの「だけ」で投稿がしやすいです。
例えば、minneのクーポンセールのご案内。
ストーリーで案内できるように、
商品写真と商品説明文や案内文を
前もって準備しておきます。
クーポンセールのたびに、
minneのクーポンセールの画面を
スクショする手間を省きます。
私の場合は、ここをコピーするだけにしています。
たまに特殊なセールがあるので、
お知らせ内容はちゃんと読んでくださいね。
お客様はいちいちお知らせをチェックするのは面倒ですし、
私たち作家が率先してクーポンを案内して
みんなでminneさんを活性化させましょう!
minneのクーポンの魅力は、
他の作家さんと一緒に買いまとめることで、
○円以上の条件に入ることができます。
お客様にはありがたいことですよね。
おしまいに
時短術は段取りが全て。
悩む時間は手が止まる時間。
私の時間術がお役に立てたら嬉しいです。
体が弱い作家さん。
子供がいるママ作家さん。
お仕事している兼業作家さん。
制限時間のあるなかで好きなことをお仕事にするために、
ちょっとの時間ロスを消していきたいですね。
実は、デザインのお仕事も
段取りが全てなんです。
デザインしながら準備することはありません。
準備してから、デザインします。
私は今、
段取りで生まれた余裕のある時間で、
ブランドやお客様のことを考える時間にまわしています。
一緒に良いブランドを作りましょう。
またね!