ジストニア 手術②

手術前日に入院しました。入院期間は9日間。主人と息子が病院まで送ってくれました。病院の入り口でウルウルする息子😭ごめんね〜!絶対元気になって帰るからね!主人に引き離されるようにして、帰って行きました。病院まで、移動するだけで、当時の私にとっては重労働でした。初日は検査行脚で、結構慌ただしかったです💦

血液検査 一般的な血液検査でした。

MRI  脳のMRIを15分くらいかけてとります。かなり音が凄いです!ずっと歩いたりの繰り返しで辛かった私にとっては横になれて嬉しかった🛌音は、何度かやると慣れます 笑。

PCR検査 ここでコロナになってたら入院、手術は延期😱このご時世だから仕方ないけど、検査の中で一番怖かった。

なんとか全ての検査をクリアして、ぐったりして案内された病室では倒れ込むように横になりました。左腕もずっと、痙攣するように動きっぱなし。緊張していたのか、いつも以上に震えやら不随運動がすごくて、横になっていても左腕も肩も勝手に動いていました。個室で良かった。その日に担当の医師が様子伺いに来てくれましたが、まともに話せないくらい辛かったです。きっとこの苦しさも明日で終わる!と期待をいだきつつ、手術当日をむかえました。

その日は一日絶食。この時期は食事も辛くて、いつもより8kg位体重が落ちていたし、食欲はほとんどなかったから辛くはなかったです。少量の水で常用している薬を飲むように伝えられ、午前8時位に平先生のいらっしゃるところへ移動。そこで、頭4箇所に麻酔をしてフレームをはめてもらいました。今思えば、このときの麻酔が今回の手術の中で一番痛かったです。フレームをはめたら一度病室に戻り、手術待ち。途中で平先生が、「頑張ろうね❗️」と声かけてくださいました。すごい先生なのに、気さくに声かけて下さるのがありがたかったです。その日は私含めて3人手術でした。こんな神経すり減らしそうな手術を一日3人!平先生すごい…

ドキドキはするけど、この辛い状態が少しでも楽になるなら、手術はそこまで怖くなかったです。

午後1時位に手術のトップバッターとして手術室に案内されました。名前や、どこの部位の手術を受けるか?など質問されました。

手術台にのり、頭のフレームを固定され、いよいよだぁ。

麻酔を打たれ、頭皮を執刀→頭蓋骨に穴開ける。音が凄くて怖かったけど、予め手術体験していた人のブログを読んでいたからそこは想定内。平先生や看護婦さんたちが終始「順調ですからね」と声かけて下さいました。看護師さんは終始手を握って下さって、人の温もりの安心感って凄いと思いました。痛みは全くなかった。先生に色々質問されながら対話方式で進められました。今足の左足腿の下、触られている感じしますか?など、手術と直接関係ない部位も刺激を感じることもありました。「もう左腕、治っているはずだよ」と伝えられ、期待と「え、もう?」という驚きの気持ちが入り混じった状態で、先生の指示に従って、左手指、腕の動きを確認しました。

(こわばらす、普通に動く!)

手術中で余裕なかったけど感動したのを覚えています。

丁寧にシャンプーなどされて、ちょうど1時間くらいで終わりました。

手術に 後はMRIを受けて、部屋へ。とにかく頭を動かしてはいけないようで、寝た状態で翌朝まで過ごしました。

昨日よく寝れてなかったからか、猛烈に眠気が。うとうとして、平先生が部屋に来てくださった時に起きました。

MRIが問題ないこと、しばらく左に傾く感じがあるかもしれないけど、長引かず治ることなど伝えて下さいました。先生、本当にありがとうございました🙇‍♀️

横になったままだったけど、明らかに左肩腕の強張りがなくなったことが分かった。あぁ、一山越えたんだな、とほっとする。家族に無事終わったことを連絡したかったので、メッセージで無事終わったことを報告する。ほっとした様子が文面の返信から伝わってくる。夫はゲン担ぎにトイレ掃除を🪠徹底してくれたみたいです。ありがとう。きっと気持ちが通じたよ。子供達と今日は話せないけど、明日元気にお話できるといいな。

その日は起き上がれないから、トイレやら、頭痛薬を持ってきていただくなど、何度もナースコールを鳴らした。嫌な顔一つせずお世話して頂きありがたかった。私の場合は手術後の半日くらい頭痛が続き、その後は食欲も普通で、出された病院食はぺろりとたいらげていました。なんせ体重がだいぶ落ちたから、少しずつ健康体重に戻したい。三愛病院の食事は健康的で普通に美味しかったです。主婦としては3食上げ膳据え膳はプチ贅沢でした。

ふらつきは確かにあったけど、歩くのは普通に大丈夫でした。普通に歩けるようになったのも一年弱ぶり。普通のありがたみを身にしみて感じる入院生活でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?