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気持ちのお便り

夫も私も実家が離れています。
子どもたちにとって、おじいちゃんおばあちゃんに会える時間は、イベント的です。

長期休暇に会いに帰るか、旅行がてらおじいちゃんおばあちゃんが会いに来てくれるか。

でも子どもたちが大きくなって忙しくなってきたのもあるし、コロナ禍ということで、帰省もままならないし、出来てもゆっくり滞在して過ごせない最近です。

しょっちゅう会えなくても、両方のおばあちゃんの畑の便りは、有難いことに季節季節で届きます。
ご飯の時は、「これは三木のおばあちゃんの野菜やで〜」「これは徳島のおばあちゃんの野菜やで〜」と食材を指さしてよく話します。

お礼の電話やLINEは、もちろんするのですが、子どもたちが描いた絵を添えて気持ちのお便りを出すことも折々にしてきました。


実際触って、香りを嗅いで、食べて味わった後では、絵にもエネルギーが入るように思います。
子どもたちが描いた野菜や果物のお便りは、母たちも喜んでくれて、実家にもずっと飾ってくれています。
子どもたちにとっても、絵を描くことで、おばあちゃんの畑の手伝いをしたことや、その時の景色や匂いも思い出す時間になるといいなと思っていました。



オンラインで話すのもこのご時世とっても良い方法だけど、こんな風にそこに一緒にいなくても想った時間を届けるお便りって、いいなあと思うのです。

先日、このちからアトリエで開催した「すいかな一日」WS。
大きな大きなすいかをみんなで描いて、小さな小さな自分だけのすいかを切り取ってお便りに仕上げました。

四男もシャキーンと切り取り、はがきへペタッ!相変わらず迷いのない制作です(笑)


両方のおじいちゃんおばあちゃんに送る暑中見舞いにしました。
この思いっきりの良いすいかお便り、63円では無理ですよね(笑笑)

(西垣)

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