末娘は世渡り上手
小3女子末っ子は、長子である私(母)からみると、自己中心的だったり、想定外だったり、とにかく奔放に見える。
でも、それは常に今を生きていて、今自分がどうしたいか?自分の気持ちに素直なだけでもある。
常に自分の気持ちが最優先。
やるやらんも、YES NOを誰に忖度するわけでもなく、意思表示をする。
これができるのは、生まれた時から親、祖父母のみならず、常に3歳上の姉、7歳上の兄に可愛いがられ、守られてきたおかげで自己肯定感が高いからだと母は思っています。
おまけに3番目の子で母の子育てもよく言えば要領よくなり(手抜きなだけか?笑)常にアンテナが張られた上の子達とは違い、母の目が散漫だったするからでしょうね。
今は、兄姉も末娘がただ可愛いかった頃とは違い、生意気いったりするし、それに怒りケンカしたり、厳しくしたりもします。
とはいえ、これまでの可愛がり貯蓄で、自信満々の末娘は、ひくどころが立ち向かっていくし、母から見ると自己主張が強く、大丈夫?と思うことも多々ありますが…
根拠はないのだけど…
この子は、生きていける!と強く思えるんです。不思議(笑)
ただ自己肯定感が高いがゆえ、外ではどうなのか?
主張をすごくするから友達ともめたりするのか?と思っていたら、末娘の話を聞いていると意外や意外、外やお友達間ではまた違うんですね。
軸は、自分にあるのですが、物事・出来事において自分の主張がのちのち自分に面倒だったり、不利になりそうなら、自分の意見を通そうとはしないのだそう。
つい言っちゃって、自分で自分の首を絞めることの多かった長子母には、ある意味羨ましい。
先日も、上の姉がお友達を家によんでハロウィンパーティをしました。母もやるなら楽しくやりたい方なので、できる限りの協力をしました。
そこに仲間に入れてもらってた末娘もとっても楽しかったというので、不公平のないように、末娘も我が家にお友達呼んでもいいよ。
と言いました。
母はてっきり、「やったー!」と言うのかと思ってたのですが、末娘の反応は冷静。
「ありがとう!私は、今日みたいに私のお家でやったら、絶対楽しいと思うけど、〇〇ちゃんが自分のお家でやりたいと言うかもしれないし、他の友達にも聞いてから決めていい?」と。笑
自分の家に自分の友達を呼ぶと、楽しいだけでない、自分へのリスクも、姉や兄を見ていて知っているし、私(母)がいろいろバタバタするのも知っているし、遊べたら嬉しいとしか思ってない末娘にとっては、場所や内容より、友達の同意がないと、リスクを背負う価値無し!という判断のようです。笑
兄姉からは、自己肯定感を高めるだけでなく、兄姉の経験を客観視したくさん学び、自分を守る判断力も備わってる。
恐るべし、末娘。
既に世渡り上手。
離れて暮らす兄のお誕生日に書いてあげてたお手紙の一文にも爆笑しました。
「小さい時から中3まで、いっぱい遊んでくれてありがとう。でも、小さい頃のお兄ちゃんみたいになってほしいなと今は思います。」
最近のイジリより小さい頃の優しい兄を求める、末娘の声に、兄も笑って読んでました。
ほんと、伝え上手だわ。
末っ子が大成しやすいとよく聞きますが、長子の母、妙にわかる気がするこの頃です。
(池永)
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