反抗期な君の願いごと
中2の息子くん、ただいま成長期真っ只中な感じ。背もこの1年であれよこれよと母を追い越し、父を追い越し、声も低音ボイス。
成長ホルモンが分泌されてるのか、イライラもよくする。理不尽な先輩にイライラ、無理強いする先生にイライラ。根が真面目というか、融通が利かないというか、思い通りに事が運ばず、自分を追い込むようにイライラしているように見える。
そして、そのイライラを家に持ち帰り、家族にあたり散らす。そして、そんな態度を注意する父にイライラ、正当なことを言ってくる母にイライラ(と私は思っている)。
けれど、身体の成長とともに、心も急激に成長して、その変化に追いついてないのか?と、ええ様に解釈し、出来る限りは放っておく。多分、なにか応えを求めている訳ではないと感じるので、子育てのテクニック「無視」を発動。そして落ち着いた頃に声かけ。
こちらに対する反抗はまだまだ可愛いく困るほどのものではないが、どんどん息子の世界が家族から離れた所でできていってることが、少し寂しくも感じる。こちらからは観察あるのみだ。
そんな先日、学校から、七夕の笹に願い事を飾りました、という手紙を持ち帰ってきた。その中に息子の短冊の写真を発見。願い事は「家族みんなが楽しく過ごせますように」
イライラを家族にあてられるのも、自分が一番「素」で居られて、信用している家族だからこそなのかな、と、またええ様に解釈。そして、その家族を大切に思ってくれていることに素直に喜ぶ母だった。
(芹川)