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子育てメディアConobieでの2020年読者動向を2019年と比較して探ってみました
こんにちは、Conobieセールスのもえまるです。
前回に引き続き、今回もConobieで2020年によく読まれた記事の傾向を、今回は2019年と比較してお届けします。
前回はこちら↓
はじめに
Conobieは、2019年の4月に株式会社LITALICOから現在のNTTドコモへ事業譲渡されました。その関係で、今回の分析で使用した2019年のデータは4月以降のものになります。予めご留意の上、お楽しみくださいませ。
これは当時のプレスリリースですね。私が入社したときには既に「ドコモが運営するConobie」だったので、なんだか新鮮です。
忙しいと上位記事にPVが集中する? そもそも忙しいタイミングって?
これは前回掲載した、2020年のPV上位100記事の公開月内訳です(タイトルのみ変更しましたが、グラフに変更はありません)。
4月は年度始め、そして2020年は緊急事態宣言が発令されていました。9月10月は夏休み明けということで、学期始めは上位記事にPVが集中するのではないか、という仮説を前回立てていました。
さて、今回2019年のPV上位記事からデータを抽出した結果が下記です。
あれ? 2020年に凹んでいた8月が一番多い……?
2019年の4月は事業譲渡されたばかりというのもあって、あまりデータとしては有用ではないと思いますが、それにしても夏の間の盛り上がり。これは2019年と2020年でスルーできないほどの違いかと思います。
ところで、私がこの分析を始める前、2020年もむしろ2019年のようなグラフが作れると仮説を立てていました。なぜならば、夏は長期休みで子供が家にいる確率が高いからです。忙しい時期といえば、むしろ夏休みなのではないかと考えていたのですが、実際にデータに触れてみると8月が下がっているという……
2020年の夏休みは半分以下に減った学校も多かったようですし、2020年だけでいえば前提からして異なっていたというのが一つ、現状のデータだけだと相関関係を見出すにはあまりに無理やりになってしまうので、来年も世情を鑑みながら同時期に2021年の分析をしていきたいと思います。
今年は朝昼晩の決まった時間帯に読まれていた
前項で2019年と2020年の8月、よく読まれたPV数上位の集中具合が大きく異なることに触れました。では、他の軸から差異が取れないかと考え、分析を進めていたところ、下記のようなグラフに辿り着きました。
オレンジ色が2020年、グレーが2019年のデータです。
2019年の8月と比較すると、メリハリがはっきりしており、朝の7〜8時・昼の12時・夜の22時によく読まれているのが分かります。
これは8月だけに限るものかどうか確かめたく、比較可能な4月〜12月のみのグラフも作成してみました。
8月に限らず、全体的にその傾向が強くなっていることが見て取れますが、わずかながら夜は2019年のほうが読まれていますね。以前Conobieアンバサダーのお二人にインタビューをした際、「寝かしつけが終わったあとによく見ている」とお話を聞いたのですが、もしかしたら2020年はテレワーク人口が増えたために寝かしつけのあとでなくても、育児を分担した結果として朝や昼にConobieを読むだけの余裕ができたのかもしれません。
上位記事の規模も平均滞在時間も大きく上昇
2019年のデータと合わせるため、上位50記事での平均PV数を計測したところ、2020年は前年と比較してなんと2倍以上になっていました。まぁメディア規模自体が大きくなっているので、当たり前といえば当たり前なのですが、改めて数字で見ると感動しますね。
下記は、以前こちらのnoteでも掲載した、編集長インタビューの抜粋です。
少ない記事をこだわりながら作るというフェーズから、こだわりつつも多くの記事を公開するフェーズに移行できて、5年間運営してきた中で今、一番ユーザーに読まれている状況を作れている。編集体制も安定しているし、メディアサイズも質を落とさずに大きくできたまま、5年目を迎えられてよかったです。
平均滞在時間についても、上位50記事において2020年は前年と比較すると1分ほど伸びています。これはつまり、じっくり読まれる記事とすばやく読まれる記事がはっきり出やすくなったということでもあります。
お問い合わせ
タイアップのお取り組みの際は、広告の魅せ方を熟知したディレクターが担当し、Conobie読者に届くような魅せ方を企画いたします。
実施するか否か、決まりきっていない段階でもぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。