最高点を狙うのは芸術家、最低ラインを死守するのがプロ
プロフェッショナルとは、
いろんな概念があるが、
私の思うプロとは、
最低ラインを下回らないことを徹底する人である。
言い換えれば、
当たり前のことを
当たり前にやる達人。
ひとつひとつの仕事に派手さはなくとも、
きっちり求められることを
返していく。
プラスアルファの独創性や個性は、
芸術家が打ち出していくものだ。
プロは、
別に芸術家である必要はない。
他より秀でていなくても、
最低ラインを守る技量と気概があれば、
信頼を勝ち得る事ができる。
当たり前のことを当たり前にやるというのは、
そんなに簡単なことではない。
地味で確実な作業の積み重ねがあってこそ成しえることなのだ。
何かのプロになるなら、
芸術家でもなく、
アスリートでもない、
当たり前の地味なことを確実にやるプロを目指すべきだ。