野生動物保護もSDGs、やっぱり教育は大事かも。
これは、SDGsではないかも知れないけど。
八月の終わりも近づいたある日、Xのタイムラインを、干ばつで食料不足のナミビアが国民に食料を配るためにゾウなどの野生動物を殺す計画だというポストが流れてきた。
また、アフリカ!アフリカは、いつになったら豊かになれるのか……。
悩むと同時に、私は、昨春、百貨店に寄付を呼びかけに来ていたユニセフのことを思い出していた。
私が喋った若い女性は、イランから日本へ来た人で、自分はもっと勉強しないといけないけど、お姉さんが現地へ行っていると言っていた。
「ユニセフも、寄付を呼びかけるだけでなく、先生を育ててます」と言っていた。
マララ・ユサフザイに憧れる彼女は、「政府が国民を安く働かせて、お金を全部持って行ってしまう」、「教育をとめてしまう」とも言っていた。
「危ないから帰れなくなった人もいる」とも。
そのことを思い出して、私は痛感した。
動物を守りたいなら、やはり、人を育てることが大事だと。
人を育てて、「動物と人間どっちが大事?」、「人間に決まってるだろう?」、「動物保護より、まず人間の生活を」ではなく、野生動物を守ることが収入になったり、地域の安定に繋がったりするような世の中の仕組みが必要だと思った。
アフリカでは、金やレアメタル、天然ガスや原油などだけじゃなく、タンザナイトやダイヤモンドなど、いろんな宝石も採れる。
それでも、アフリカは未だに「暗黒大陸」のイメージを持たれているし、世界からの寄付を必要としている。
日本のような資源が乏しい国に生まれ育つと複雑な気持ちになるが、野生動物の保護のためにも、やはり教育は必要だ。
私にアフリカに行く行動力はないけど、いつまでも変わらないように見えて、先のユニセフで寄付を呼びかけていたイラン人の彼女によれば、ちょっとずつ変わって行っているらしいアフリカへの寄付の必要性は少し理解できた気がした。
寄付の対象はアフリカ限定ではないけど、マンスリーサポートへの見方も変わった。
参加するかどうかはまだ決めかねているけど、ここに書くものでもないので、とりあえず考えたことだけを書いておく。