星屑のうた

もう生きていくのに疲れたよ。
ーー何をやってもダメで。
私は、人を輝かせるために、生まれてきたんじゃないのに。
ーー詩なんて書いて何になるんだろう？
自分を壊すだけで。
人を羨むだけで。

自分も書いてみようなんて思わずに、誰かの作品を読むだけでいればよかった。

私には翼がない。
君のようには、遠くへ行けない。
ただ消費するだけで、
私に何かを生み出す力なんてない。

そんなことは、とっくに分かりきっていたはずなのに。

私が消費した化粧品代が、
誰かの作品が選ばれる費用に使われることが、
何で、
今でも、
こんなに、
辛くて、
悲しいんだろう？

才能のある人たちを支えるのが、才能のない者の役目だというのなら、
私はそんな人生なんて、
最初から、いらないんだよ。

幸せになりたい、シアワセ二ナリタイ、私も。
ーーでも、どうやったら、幸せになれるのか？もう分からないんだよ。

私が書いた詩を喜んで読んでくれていた人たちがいたことさえ、もうマボロシに思える。

そんな人生を、あなたは送りたいと思う？

ねえ？

何か一つでも、私を選んでくれていれば、何か変わったんだろうか？