【妊娠34w0d】後期つわり入院 | 中心静脈栄養(PICC)

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血液検査で飢餓状態を示す値が出たため、夕方に主治医が急いで病床まで来た。明日、中心静脈栄養のカテーテル(PICC)を上腕から入れる処置をしますとのこと。

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10:00から透視室にて実施。
主治医とおそらく消化器外科のドクター2人で担当。その他、検査技師や看護師が立会い。

ドクターがあーでもないこーでもないと言いながら、4回目に通した静脈でやっと上手くいった。痛みは最初の局所麻酔と細い静脈にカテーテルの先が2回ほど触った時にあったくらいであった。それよりも何回もうまく行かず、いつ痛みが出るか、いつ終わるのか分からない状態で同じ体勢で寝かせられながら、ドクターの会話を聞くのが本当に怖かった。

すぐ終わると言われていたが1時間ほどかかって終了。血だらけになった。

病室に戻ると早速点滴開始
①イントラリポス20%100ml 34ml/h
②エルネオパnf1号1000ml +メトクロプラミド1A 47ml/h→50ml/h

低栄養状態の患者に急速に強い点滴を流すと合併症を起こすため、最初の1週間は①②を24時間ルーティンで投与。(それぞれの間に生理食塩水で点滴フラッシュを入れる)
また、高血糖になりやすいため、毎日血糖値の検査が開始される。

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中心静脈栄養を始めて3日経つ。徐々に処置した右上腕の痛みが緩和し始める。また、処置2日前くらいから聴覚が落ちた左耳の調子も改善された。
その他、劇的な変化はないものの、静脈炎に苦しむ必要がないこと、食べるべしという自他のプレッシャーから少し解放されたことは良かった。
また、点滴が糖質高めのため、身体が甘いものを受け付けなくなった。一方、塩味の効いた離乳食や介護食といった流動食や味噌汁は少しずつ食べれる(飲める)ようになる。

体重が妊娠前よりも10kgほど減った状態になってしまったことから、少なくとも一週間くらいで2kg近く増えれば良いなと思う。

PICCを入れたため、おそらく産後入院後でないと家には帰れない。いまだ主治医から出産の予定が聞けないのが不安であるが、出産を終えてしまえば今の苦しみから抜け出せると思ってもう少し生き延びる努力をしようと思う。

8月に診断された切迫早産という別のリスクも持っているが、今のところ後期つわりの異常性が高すぎるため、主治医からもあまり心配はされていない。前回のエコー検査では子宮頸管長2センチくらい。万が一早産でもリスクが低い時期ではあるが、本当に大丈夫だろうか。

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