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女子教育の現状

2018年、UNESCOは、世界の5人に1人が学校へ通えていないという報告書をまとめました。
その中で、教育を受けられていない6歳から17歳の女の子は、約1億3200万人 いると述べられています。

世界の女の子が、平等な教育を受けられない理由。
国や地域によっても理由は様々ですが、今回は特に女性教育の推進が必要な、開発途上国の現状に目を向けて考えてみましょう。

男女平等な教育を実現するのが難しい理由として、3つのことが考えられます。

1つ目は、最も大きな原因である、貧困。
日本でも通じることですが、貧しい家庭において、授業料や教材費を支払うことは困難です。そんな時、開発途上国では、男子が女子よりも優先され、女の子は家事労働を担う例がよく見受けられます。

2つ目は、環境。
学校内における差別や女性教師・女子トイレの不足だけでなく、危険な通学路や学校との距離の遠さなども関係しています。また、生理用品の供給が少なく、月経の度に学校へ通えないこともあります。女の子にとって、安心して教育を受けられる環境が必要なのです。

3つ目は、結婚や妊娠・出産。
世界では、児童婚と呼ばれる、18歳未満で結婚する女性が多く存在します。
このような、若い世代での結婚や妊娠・出産は、教育を受ける機会を減らすきっかけとなります。
女性の意思や同意によらず、文化や慣習による強制や男性の主導によって、結婚・妊娠する女の子たちがいるのが現実です。

みなさんは、男女の教育の不平等について、どう考えますか?
格差を埋めていくために、日本にいる私達には何ができるでしょうか?

この現実に目を向け続け、声を上げることも、私達ができることの1つかもしれません。

10月11日の国際ガールズ・デーに向けて、一緒に考えてみましょう。

~是非皆さんの意見をお聞かせください❕ この投稿へのコメントや DM、ストーリーズでの拡散などにて、お待ちしております😊~

ビックシスター Tomoyo

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