はじめまして
2020年1月下旬、パーキンソン病の機能回復トレーニング、LSⅤTを習得すべくリハビリ入院をしていた私に妻から連絡がありました。
便に血が混じっているとのこと
痔かな?と思っていましたが、違うようです。
少し離れた市立病院で妻は検査を受け、私が来るのを待って主治医が妻と私に対してのインフォームドコンセントが始まりました。
奥様は大腸がんです
そうですか。
ステージは2ですか?
いえ、違います。
もっと進行してます。
ステージ3ですか。
こりゃ、大変だな。
主治医は首を振り、妻は覚悟を決めた顔つきになっていました。
ステージ4?
3ヵ月前、韓国の高速バスターミナルのカンナム地下街で2時間以上私を待たせて狂ったように買い物をしていた妻が大腸がんのステージ4?
先生は、すぐに手術をしないと命にかかわると。
それ以外、色々なことを話してくれましたが今でも思い出せません。
最後に「もし手術をしなければ?」と私が聞くと
半年も、もたないでしょう
はーい、了解です。
90歳の父は、理由もロクに伝えず既にショートステイに放り込みました。
後は、妻の入院準備をするだけ。
自宅から市立病院までは電車とバスを乗り継いで60分。
2ヵ月前に、妻が原付バイクを買ってくれていたのはラッキーでした。
でも、がんになったのですからラッキーでは無いでしょう。
ラッキーでないなら、何なのか?
ズームイン朝に出てきた、英会話の外国人のおじさん。
それは、ウイッキー。