排出量算定〜今やらなくていつやるの?
昨年から今年にかけて、算定を支援するサービスを提供する事業者が急増していることは、以前ご紹介しました。
着手した、着手する予定、すべきかどうか検討中。
各社、置かれた状況により様々かと思いますが、事業継続のためには「やらない」という選択肢は無いと思います。
アイドリングストップ
ミラーレスカメラ
AR/VR
EV
LED
ZEV/ZEH
技術が変われば、制度が変われば、人が変われば…..
「あり得なかった」ことが「有り得る」ことに。
さらには「当たり前」にもなってしまうでしょう。
21世紀に間に合いました。
覚えていますか?
1997年、プリウスが生まれたときの、キャッチコピーです。
当時、トヨタの取締役の方とお話をする機会がありました。
その時、「儲からないでしょ?」と尋ねてしまいました。
若気の至りとは、まさにこのこと。今考えると、穴を掘って隠れたいです。でも、そんな生意気な若造の不躾質問に、こう応えられました。
「いいんです、トヨタが市場を作りますから」
さすが「リーディングカンパニーの矜恃」と感服したのも束の間、さらに続けて、こうも仰いました。
トヨタは、エコで行きますよ。
何度でも言います。エコ・エコ・エコ
そのうち言えなくなりますから。
だって、当たり前になるでしょ。
20代の私には、その時にわかには分かりませんでした。
しかし、21世紀になり、環境保全が叫ばれ出して、ようやく分かりました。
「やっていなかったの?」
エコが当たり前になったとき、「弊社は、環境に配慮した事業経営を行っています」なんて言ってしまうと、こう言われてしまうわけです。もしかすると、「裏でやましいことやってるんじゃないの?」って勘ぐられてしまうかもしれません。
であれば、早めに着手して、自社のスキルをさっさと上げておきましょう。
まだ間に合います。やって当たり前は、グローバル企業。まだまだ、やること自体が評価されます。他社差別化できます、
さらに付け加えると、
検証を前提にしましょう。
何故か。
それは、正しく始めることができるからです。
検証の際に重要となるポイントを抑えておけば、無駄な作業に時間を費やさずに済みます。ゴールに向かって、最短コースをとることができます。
制度によっては、検証が必須となるものもありますが、そのまま受審することができますので、2度手間も発生しません。もちろん、自社のウェブサイトで公表する際にも有用であることは、言うまでもありませんよね。
ということで、「検証のポイント」を踏まえながら、算定の実務を紹介していきたいと思います。
疑問、質問もお待ちしています。
一緒にスキルアップしていきましょう。
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