病状と服薬
コロナの病状についてですが。
自分だけではよく分かりませんでしたが、この病院に来て、こんなに千差万別な症状だとは思いませんでした。軽症患者ですらこうなのに重症になったらどうなるんでしょうか。
私の症状を時系列で箇条書きすると、
8/1 頭痛から始まる、熱が出る、一時38度まで上がる(2時間ほどで下がる)、咳が少し出る
8/2 熱が6度台に下がる、頭痛おさまる、倦怠感続く
8/3 熱下がる、外出の予定があったので予定通り外出、外出先での熱は6度4分、クーラーの風に当たりすぎたかクシャミと鼻水が出る、夜帰宅後測ると7度1分ほど。
8/4 熱が7度3分になる。背中の一部に痛みを感じる、クシャミと鼻水はおさまる、倦怠感続く
8/5 熱下がらず、背中の痛み消える、倦怠感続く
8/6 前日と変わらず
8/7 熱が6度台に落ちる。倦怠感つづく、夜になると7度台にぶり返す
8/8 朝には6度台に落ちる、倦怠感つづく
こんな感じで高熱が続いた訳でもなく、味覚や嗅覚に異常が出た訳でもありませんでした。
ネットの情報では味覚嗅覚障害が出るのはコロナ患者の約半数しかないらしいですね…
でも、この症状以外新型コロナ特有と言える症状がないので、医療関係者の方はイの一番に「味覚嗅覚はおかしくないですか?」と紋切型に聞くんだと思います。
自分としては風邪をひいたつもりも、ましてや肺炎になっているという自覚もありませんでした。
なので、CTを撮られて初めて「肺炎?」と呆気にとられたのです。
入院してからの症状は午前中は6度台でも午後には7度台に熱がぶり返す毎日で、軽い頭痛と扁桃腺の腫れを感じています。熱のせいか、汗を結構かくのでTシャツや手ぬぐいを代わりばんこに使ってベットの手すりで干しています。
正直、病状はこの病院の中でも軽い方だと思います。
入院3日めから同室になった年配のご婦人(らしき声)は最高9度8分までの熱と頭痛が出たらしく、一度先週の退院勧告を延ばしてもらって良かった、と看護師さんに言ってはりました。
他にもほぼ寝たきりの方もいらっしゃるようですし、年齢と体調によって症状も様々のようです。
一応お医者様からの症状判断としてはCTによって肺に影がないかどうか、血液検査によって炎症が起こっていないか、そして普段の問診によって変調がないかどうか診ていらっしゃったようです。
そして治療ですが。
私の場合は写真にあるオルベスコという喘息の為の薬か、噂のアビガンになるそうです。
入院時にどちらの薬の説明もしてもらいましたが、アビガンの方が副作用がキツく、私の症状ではまだ使わなくて良いでしょう、ということになりました。この後病状が悪化すればもう一度薬の説明をして服用になるそうでしたが、結局私は使わずに済みました。
オルベスコは吸入薬なので、朝夕食前に1プッシュ吸入します。効いているのかは…イマイチよく分かりません…
本来の使い方では吸入した後、口腔内についた薬剤を取り除く為にブクブクうがいをする、とあるのですが、この病棟の中では口の中から吐き出すものも感染源になるとの事で、食事の前に吸入して後、ご飯を咀嚼することによって「洗い流して喉に流し込む」という使い方をしていました。
後、頭痛や解熱にはロキソニンかカロナールを処方されます。これ以外の解熱鎮痛剤はまだコロナとは相性が悪いようで使えないそうです。(入院する直前まではカロナールしか使えない、だったみたいですが、私が入院した時点ではロキソニンもOKになったみたいです)
私は持参薬でロキソニンの後発薬を持ってきているので、それを飲んだりしていました。
一日に2回以上熱や血圧、酸素量などを計測して悪化したら転院、という感じのようです。
クスリより何より結局はその人の回復力が鍵のようです。
Facebookでの投稿のコメントで、視点を変えよう、とか韓ドラを全部観倒す!とか頂きましたが、新型コロナに罹ってしまったと落ち込むよりも入院中でもコメントのように行動してキラー細胞を増やしていかんといけないのかも、と思いました。