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なつかしい|詩

なつかしい
声 
光で散って
もうどこにもない
言葉もなく
意思もない

だんだん芯だけになって
だんだんだんBOTになる

大きな海が
沈ませる
君の窒息
僕の泡

だんだんだんだん遠ざかって
だんだんだんだん見えなくなる
知っているんでしょ
知ってるんでしょ

だから何も問いかけなかった
君はずっと眠っていたんだ

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