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かけ離れた名前を しっかり殺して詰め込んで 夜が 君を 全てを盗む頃に 長く続く緩やかな坂…
モペットのペダルを 1.2.3 踏みつけて通り過ぎ いつかの過去も課題も 忘れ去って図書館に 君に…
アルコール越しに 眠って起きて 午前3時 みんな寝静まっているから こんな時間に起きて 私は本…
なつかしい 声 光で散って もうどこにもない 言葉もなく 意思もない だんだん芯だけになっ…
さざめく記憶の海景曇下 君の姿はいつしか消え その実感だけが降り積もる
久しぶりの街は 10日たてば当たり前で 新しくなった仕事は通勤で すでにあたり前になってしま…
きになると 君が言う 気になると 僕は思う
「また、やろう」by sea my past 落ちる砂浜も 最後の言葉も ビキニ・ガール 届かない 止めて…
「世界のどこか」 抜け出せないベッドのなかで 迷い続けいている 外は平和なんだ 僕は冷たい…
「坂道」 急な坂道 松風通って5月 僕はまた宙返り 思い出のプールサイド 裸足の冷たさ ぬく…
私の過去と あなたの 15歳が 重なる 千年 波は寄せる このまま ねえ ねえ 黙ってい…
「キス」 僕は目を閉じて 目を閉じると 世界は暗転して あらゆるところで火の手が 上がってい…
「sleep」 土の中の 君の声は やがて海に 吸い込まれた 答えて 答えて 本当さ 雪の中の…
「戻った」 久しぶりに電話をかけてみる 昼さがりに 君の部屋のカーテンは揺れている ずっとなめらかな南風に 久しぶりに君に電話をかけてみる 日差しの降り注ぐあの部屋で 君が赤い受話器を取るのを 僕は考えている ボタンダウンで外に出た ゴム底の感触を確かめて 大きく息を吸い込んでみる 戻ってきたんだと僕は思う 戻ってきたんだ