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シャンプーの 残り香 浴衣 流鏑馬の 篝火 流れる 夏の水灯
一人はいいねと 思うけれど 一人じゃない
さかのぼる 窓枠に肘をついて 火星の運河を想っている 甘い夜風がカーテンを揺らすとき 夜空…
誘う南の風と 夏の真夜中の底で 失われた先 終わりの先で 始まり 信号機 ヘッドライト ボーリ…
さざめく記憶の海景曇下 君の姿はいつしか消え その実感だけが降り積もる
朝起きて 歯を磨いて ヒゲを剃る 僕は君から自由になったけど、 なんだかベッドの上に脱ぎ捨て…
キッチンに 差し込む日差しが 鮮明で レイドバック レイドバック
僕のビック・サーの夏は 朝早い電車の中で過ぎていく 頭を外して おけたらいいのに 弱冷房は…
久しぶりの街は 10日たてば当たり前で 新しくなった仕事は通勤で すでにあたり前になってしま…
きになると 君が言う 気になると 僕は思う
見つけたぞ 何を? 味噌汁に浮かぶ豆腐を 茶色いソースに 漂うワカメを