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退屈な痛み部屋の中 君は日がな壁を見続け 意味のない祈り増えてくレコード 彼は湖 親の車 …
口笛吹いて 君が連れ出して 名もない夜にドライブ 嫌なことなど全て 忘れて 今 広がるカーブ …
一人はいいねと 思うけれど 一人じゃない
朝起きて 歯を磨いて ヒゲを剃る 僕は君から自由になったけど、 なんだかベッドの上に脱ぎ捨て…
「また、やろう」by sea my past 落ちる砂浜も 最後の言葉も ビキニ・ガール 届かない 止めて…
辺りはすっかりオレンジ色にかわっていた。風は柔らかくまだ生ぬるかったが、水の中に長く居…
「坂道」 急な坂道 松風通って5月 僕はまた宙返り 思い出のプールサイド 裸足の冷たさ ぬくもりは君 いつだって君 唇閉じて 指あてて 触れられないところに 現実がある 子供達のざわめき 遠い過去 忘れていること 覚えていること 7・29 青い空が 真っ逆さまに落ちてくる
私の過去と あなたの 15歳が 重なる 千年 波は寄せる このまま ねえ ねえ 黙ってい…
「今日も暇だね」と山田さんは言った。 「そうですね」と僕は言った。 その日の遅番は僕と山…
「やがて飛行機に乗る」 会わなくなり意味は去り やがて遠くの風のように 退屈 嘘 かき集めて…
「自由」 頭は饒舌を離れ どこか異国の地を彷徨うように 羊の群れを追い越し 岬の先の夕暮れ…