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「記憶する」とは浴槽にお湯を足すことです
「単語がなかなか覚えられない」と思いませんか?
はい、その悩み、よくわかります。実は私もそうでした。
単語を覚えるためのコツは、少しずつ覚えるのではなく、できるだけ短時間で「たくさん」目を通すことなんです。これにより、慣れている単語が増え、記憶が定着しやすくなります。(ちなみに、ここで「覚えなきゃ」と思うのではなく、大量に目を通していくことで、潜在的に脳の中に単語がたまっていく感じになります。)
例えてみますね。浴槽にお湯をたっぷり満たすと、冷めにくくなりますよね。でも、少ししか入れなければ、すぐに冷めてしまいます。
頭を浴槽だと思ってください。そこに単語をたくさん詰め込んでおけば、記憶がすぐに薄れていくことはありません。頭に入れる量が少ないから、すぐ記憶から抜け落ちてしまうんです。だから、できるだけ早い段階で多くの単語を頭に入れることが重要です。一滴一滴お湯を足していくように、単語も一つ一つ脳に入れていきます。
でも、どんなにたくさんのお湯を入れていても、時間が経てば冷めてしまいます。これって、単語をたくさん覚えていても、時間が経つと記憶が薄れていくのと同じです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
お風呂では、追い焚きをしますよね。学習でも同じように、覚えた単語に「熱」を与えることが大切です。つまり、覚えた単語をもう一度復習して、記憶を強化することが必要です。
今回の要点です。
できるだけ多くの単語を一気に目を通し、その後、記憶が薄れてきたと感じたら、ざっと復習して単語たちに「熱」を吹き込んであげてください。
お風呂に入るとき、この例えを思い出してもらえたらうれしいです。