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あ〜私の恋は〜 あの島へ〜
2014年12月某日。
当時まだ運行していた
ガルーダインドネシア航空
羽田⇨デンパサール便で
今、新しく工事中だというン・グラライ国際空港に
生まれて初めて降り立った。
飛行機を降りると
そこは気温33度。
空気がムワ〜っとまとわりつく。
日本から持ってきた防寒着、
邪魔やな・・・・
夜に近い夕方なのに「涼しい」は全くない。
そして
アジア独特かバリ独特か、
甘い花の匂いを含んで漂う空気の香り。
五感を優しく撫でてくる。
バリ島の雰囲気に初めて触れた
心の温度計は
北海道の冬なみの
氷点下20℃から
沖縄の初夏なみの
25℃くらいへ。
癒されたいと思って
来たわけでもないし
前向きになりたくて
来たわけでもなかった
けども。
まあ当時、傷だらけで
キンキンに凍りついて
カチカチに麻痺してた心の、
溶けないと思っていた氷に
突然陽がさしたのか、
気温差のせいで
冬によく出るあれ。
結露。
結露が目から出るわ出るわ・・・
夏服は持ってきたけど
結露対策はしてこなかったな。
まあ、ええわ。
イミグレを抜け、
荷物を受け取り、
到着ゲートを抜ける。
イミグレで何か聞かれたけど
「Yes」、「Yah」、「Ah」を
三位一体で繰り出すことに必死で
ゲートを出る前に
結露は乾いた。
カビるとこやった・・・セーフ。
迎えが来ているはず。
そう思って見渡したゲートには
おびただしい数の、
バリ人!バリ人!バリ人!
ゲストのお迎えに来た人、
空港からの送迎客引き目的の人
などなど・・・
日本やったら
「芸能人くんのか!?」
くらい、
日焼けした色の顔の数々で
景色が見えんし。
迎えのガイドさんを
この中から探さんと。
バリ島入りしてすぐのミッションは
「ウォーリーを探せ。」
顔の数だけ掲げられた
たくさんの大きなネームカードの中から
自分の名前を探す。
まさにこれぞ、
自分探し・・・
果たして
私の名前を
そこにいる誰よりも高く掲げた
バリ人の、
日本にはない種類の、
濁りのない笑顔に出会ったその時、
〜🎵あゝ私の恋は 南の風に乗って走るわ
あゝ青い風 切って走れあの島へ〜
私・Riecantik(リエチャンティ)は
すっかりバリの虜になっていたのです。
あの冬の初バリから
仕事をしながらでも
5年で10回はバリ島に足を運ぶことになったのも
スピリチュアルには
まったく縁も興味もなかった私が
バリ人の生き方や宗教・文化を通して
縁や運や愛について
これまで以上に
時に深く、時に軽やかに
感じたり考えたりするようになったのも
人生において
セイテンノヘキレキ。
そんな私の
バリ島との素敵なお付き合いが
あなたの本来持つ
五感と第六感の鮮やかさを
感じるきっかけになったら幸いです。
〜Dear 恋人・バリ島へ〜
🎵あなたと逢うたびに
すべてを忘れてしまうの
はしゃいだ私は little girl
熱い胸聞こえるでしょう
素肌にキラキラ珊瑚礁
二人っきりで流されてもいいの
あなたが好き!🎵