なぜサリはバリヒンズーを掘る!?
Om swastyastu!
サリです。
いよいよ神様のお話に
少しづつ入っていこかなと
思っているのですが(笑)
そのプレ記事として。
私はサラスヴァティさまに
愛されてる♪
という満ち足り感だけで
なんでサリは終わらなかったのか。
バリ島ビギナーだった頃、
一発でバリ島を大好きになったものの、
まだ雰囲気と空気がスキ、
くらいで
神様については何も知りませんでした。
5回、10回と回を重ねるにつれ、
アルちゃんと仲良くなり
ヴィラスタッフに何やかや
話しかけ、
(だいたいは「アメちゃんいる?」から)、
レジのなさそうなお店を選んでは
イブ(向こうのマダム年齢の女性)たちと
大きな声で値段を競り合い
(こっちは安価へ競るw)
バリ人の生活みたいなものが
少し肌と知識でわかるように
なってきました。
そして
バリ島を見聞きする視点が
変わってきたんですね。
ポイントは1つ。
「サリがバリ島へ移住するとしたら
良くなる点と困る点は何か」
でした。
そこで大きな「未知なる要素」が
宗教だったのです。
なぜなら。
まず
日本生まれ日本育ちのサリは
うっすら習慣になっている
神様の知識やならいはあるものの、
自分の宗教を意識したり
宗教儀礼は日常でないから。
そんなことに意識が働くのって
お葬式の時くらい。
自分が神道だとか仏教徒だとか
日常生活で考えることは
まずないですやん。
なのにバリ島では
ここまで何度か書いてきた通り
生活と宗教が
昨今のコロナ禍の三密どころじゃない、
密、密、密、密、密。
宗教があり、コミュニティがあり、
生活があるわけです。
しかも、バリ島のみならず、
インドネシアの国民としても
自分の宗教を明示することは
身分証明としてフツーなのです。
日本はマイナンバーカードに
宗教なんか記載せえへんやん。
インドネシアはIDに記載必須です。
そう、宗教って
その人の身分なんです。
ちょっと3〜4泊滞在しただけでも
移動の際のあちこちで
まあまあ頻繁に
祭礼や儀礼に出くわします。
正装して寺院に集まる
バリ人の集団も
最初はきゃあきゃあ言って
車窓から見物したものですw
でもそれぐらい
宗教行事がいつもいつも
開催されてるってことは。
外国人として
潤沢な資金とヴィラがあるか
駐在するか、
のどちらも選べないなら、
バリ人と同じ生活ができな
あかんのちゃうか。。。
相当に厳しやん。。。
と思ったワケです。
バリ島に生まれ育った
現地バリ人にとってでさえ
自分の居場所が村コミュニティから
なくなることが
一番怖いとか。
宗教行事は村というコミュニティがあってこそ
成り立っているので
村を追い出されたら
子どもの頃から熱心な
ヒンズーアイデンティティを育んできた
バリ人にとって
神様を祀れない、という
ヤバい事態に陥ります。
宗教行事の助けあいと
日々日常の困った時の助け合いは
どちらが欠けても
成り立たない。
言葉の不自由な外国人なら
なおさらしっかり
バリヒンズーについて
知っておく必要があって。。。。
な今なのです。
Om shanti shanti shanti om.
更云サリ